鹿沼均厚生労働省社会・援護局長

2026年5月15日・第221回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 69 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 199 発言)

お答えいたします。

重層的支援体制整備事業、いわゆる重層事業と呼んでおりますが、この実施率、令和七年度におきましては、一万人未満の自治体で九・二%、一万人から三万人で一七・九%、三十万から四十万で七六・七%、四十万人以上五十万人未満で九四・七%ということで、委員御指摘のとおり、小規模自治体の実施率が低いという状況になっております。

この重層事業に関する自治体のアンケート調査におきまして、事業を実施しない理由、多い順から申し上げますと、事業を実施する人員体制が不足しているためというのが約七割、重層事業を構成する全ての事業の実施がなかなか困難であるというのが約四割という結果をいただいております。

また、自治体へのヒアリングも行いまして、その結果におきましても、専門職の確保が深刻で、募集をかけてもなかなか来ない、また、人口規模の小さい市町村では、今後、各分野でそれぞれ窓口を維持できず、一本化しなければならなくなる、こういった御意見もいただいたところでございます。

このため、今般の小規模市町村向け事業におきましては、相談支援、地域づくり事業について、分野横断的な一つの配置基準に基づき柔軟な実施を可能とし、あわせて、地域と福祉支援体制の協働を推進する一事業のみを実施するものであり、小規模市町村の人材不足の実情も踏まえた柔軟な内容としているということでございます。

前後のやりとり

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