牧野俊一 (参政党)

2026年5月29日・第221回国会 衆議院 経済産業委員会 第10号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 98 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 139 発言)

ありがとうございます。

そうすると、ここで言うところの助言とか情報の提供というのは、あくまで、重点産業、研究開発に関わる技術情報そのものではなくて、それに関わる市場動向であるとか国際的な動きとか、そういった部分なのかなというふうに認識しますので、であれば、もうちょっとこの法律の文言を分かりやすく変えていただきたいなというふうに思いますので、次回改正があるときは、もうちょっとそこを工夫していただければいいのかなというふうに思っております。

続きまして、実は、昨日、京都で行われていました日本量子生命科学会というところに行ってまいりました。そこで、ちょっとその学会のお話をいろいろ、技術者の方々ともお話をさせていただいたんですが、日本量子生命科学会、生命科学を量子技術を使っていかに深めるかといったふうな、そういった視点で行われている分野融合の学会であるんですけれども、現在、主に扱われているテーマは、次世代の超偏極MRIとか、あるいは、細胞の中にそういう量子的な計測ができる物質を入れて、一個の細胞の中の更に細かいその中の温度分布を見るとか、そういう従来できなかった超高解像度なものをセンシングできる、量子センシング技術というものが結構中心に話題になっておりました。

十七の戦略技術領域に対する官民投資ロードマップの中では、量子関連分野の中で、量子コンピューティング、それから更に追加分野として量子通信ネットワーク、そして量子センシング、この三つが現状挙げられているというふうに思いますけれども、この量子センシングの分野ですね。ここは、先ほどの細胞の中の分子局在とその周辺のpHとか温度を見るだけじゃなくて、充電池の状態をリアルタイムに細かく計測することによってEVの航続距離が非常に延びる可能性があるとか、あるいは、日本にそういった技術的な優位性が非常に高い分野だというふうに技術者の方々もおっしゃっていて、それだけじゃなくて、次世代のいろいろな、創薬、臨床検査の分野ですね、ここも結構、実用化も大分射程圏に入ってきているんだと。

加えて、安全保障分野にも直結するということで、例えば、GPSの電波が使えない、潜水艦が海に潜っていてGPS電波が届かないような場所で、海中での潜水艦の自己位置計測に応用できるみたいなことで、ロッキード・マーチンとかも注目しているというお話も伺っているんですけれども、現状は、どっちかというと量子コンピューターというところに結構世間の注目とか投資が向きがちかなとも思いますが、この量子センシングの領域においても、技術で勝って商売で負けるみたいなことにならないように、どういう戦略で育てようとしているのか、その概要を御説明いただきたいというふうに思います。

〔土田委員長代理退席、委員長着席〕

前後のやりとり

94の発言を見る

102の発言を見る