ありがとうございます。
三点目、循環経済によって生まれる利益や雇用をきちんと国内に残せるのかという問題です。
実際、日本はクラウドの分野で海外企業への依存が進み、お金が海外へ流れ出る方が多い。デジタル赤字は二〇二三年に五兆円を超えました。循環経済でも同じ失敗を繰り返してはなりません。政府は、現在、循環経済の情報基盤であるウラノス・エコシステムを構築していると承知しています。
そこで、お尋ねいたします。
EUが製品パスポートで世界のルールを作る側になる中、我が国の企業、産業がこれに依存させられ、情報を搾取され、利用されることのないよう、国産の基盤をどう構築、強化していくのか。そして、その基盤を日本国内にとどめるのではなく、世界に受け入れてもらうためにどのような戦略、具体策をお持ちか、政府の見解を伺います。
79角角倉一郎環境省環境再生・資源循環局長
お答え申し上げます。
EUにおきましては、循環経済への移行に向けて、例えば、サーキュラーマテリアル利用率を二〇三〇年に二四%にするといった指標と目標を設定していると承知をしております。
一方、日本におきましても、第五次循環基本計画におきまして、循環利用率、最終処分量、一人当たり天然資源消費量といった複数の指標を設定し、循環経済への移行の進捗状況を把握しております。
例えば、最終処分量につきましては、二〇二三年度は約一千二百万トンであり、指標を設定した二〇〇〇年度の約五千六百万トンと比べ約七九%減少するなど着実に取組は進捗しており、二〇三〇年度目標の…
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80島島村かおる(参政)
ありがとうございます。
次に、国の投資額について伺います。
政府は、循環経済の市場を二〇五〇年には国内で百二十兆円規模にまで成長させると見込んでいます。しかし、その市場を立ち上げるための予算は、二〇二五年度でおよそ七百八十億円にとどまっています。百二十兆円という大きな市場を本気で育てるのであれば、七百八十億円で十分なのでしょうか。
循環経済は、企業が設備を整えても、再生された材料を買う企業がいなければ成り立ちません。反対に、買いたい企業がいても、十分な量を作る設備がなければ広がりません。つまり、最初に誰かが大きく動かなければなかなか回り始めない仕組…
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81角角倉一郎環境省環境再生・資源循環局長
お答え申し上げます。
ただいま御指摘いただきました循環経済の市場づくりにつきましては、責任ある積極財政の考え方の下、政府が一歩前に出て、官民手を携えながら投資を進めていく必要があると考えております。
こうした考えの下、本年四月に取りまとめました循環経済に関する関係閣僚会議における循環経済行動計画におきまして、金属資源、プラスチックなどの再生資源供給サプライチェーンの強靱化に対する投資を促進するために、予算面、金融面等の多角的な支援スキームを構築し、二〇三〇年までに官民で約一兆円の投資を目指すこととさせていただいております。
環境省といたしましては、…
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- (上の発言)
82島島村かおる(参政)
ありがとうございます。
三点目、循環経済によって生まれる利益や雇用をきちんと国内に残せるのかという問題です。
実際、日本はクラウドの分野で海外企業への依存が進み、お金が海外へ流れ出る方が多い。デジタル赤字は二〇二三年に五兆円を超えました。循環経済でも同じ失敗を繰り返してはなりません。政府は、現在、循環経済の情報基盤であるウラノス・エコシステムを構築していると承知しています。
そこで、お尋ねいたします。
EUが製品パスポートで世界のルールを作る側になる中、我が国の企業、産業がこれに依存させられ、情報を搾取され、利用されることのないよう、国産の基盤をどう構築、強化していくのか。そして、その基盤を日本国内にとどめるのではなく、世界に受け入れてもらうためにどのような戦略、具体策をお持ちか、政府の見解を伺います。
83福福本拓也経済産業省大臣官房審議官
お答えいたします。
委員御指摘のありました欧州、EUが、デジタル製品パスポートを通じて標準戦略を進める中で、サーキュラーエコノミーにおいても再生材や製品に関する情報をサプライチェーン全体で安全かつ円滑に共有できるデータ基盤が、資源循環の競争力のみならず、ルール形成や市場形成にも関わる重要なインフラになっていくと認識をしております。
こうした観点から、まさに我が国初の情報流通基盤として、製品に含まれる化学物質などの情報を企業間でやり取りするケミカル・アンド・サーキュラー・マネジメント・プラットフォーム、CMPと呼んでおりますけれども、この構築を進めてお…
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84島島村かおる(参政)
ありがとうございます。
次に、二酸化炭素を海底に貯留する、いわゆるCCSについて伺います。
CCSは、カーボンニュートラルを目指してもどうしても削減できないCO2を回収、貯留する技術として位置づけられています。しかし、日本は、世界全体に比べても、CO2の排出量は約三%程度を占める国であり、莫大な公的資金を投入してまで九十九里沖などで大規模なCO2貯留事業を進めることは本当に費用対効果の高い政策なのでしょうか。
この事業については、千葉の参政党党員のほか、地元住民の方々から様々なお声をいただいており、安全性、地元の理解、そして長期の負担という観点から…
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85大大森恵子環境省水・大気環境局長
お答えいたします。
CCS事業は、CO2が長期間安定的に貯留されることを前提に実施するものとされております。
CCS事業法におきましては、経済産業大臣が海域のCCS事業につきまして、CCSの適地と見込まれる特定区域の指定をする際、環境大臣に協議し、その同意を得なければならないこととされております。
環境大臣の同意におきましては、地震動等による著しい地層変動の有無や将来の地層変動リスク等の観点から、専門家の意見も聴取した上で判断することとしております。九十九里沖の指定に当たっても、これらの観点を考慮した上で、環境大臣として指定に同意をしております。
…
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