角倉一郎環境省環境再生・資源循環局長

2026年5月22日・第221回国会 衆議院 環境委員会 第10号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 85 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 130 発言)

お答え申し上げます。

ただいま御指摘いただきましたような事態が生じた場合には、広域的な処理を推進する形となります。

具体的に申し上げますと、環境省では、これまで、地方環境事務所を中心に、自治体、民間事業者等が参加する地域ブロック協議会において、地域の広域連携体制の構築を進めてまいりました。加えて、全国規模では、有識者や民間事業者団体等で構成される災害廃棄物処理支援ネットワークを組成し、広域処理を支援してまいりました。

能登半島地震の際の例で申し上げますと、環境省では、石川県と連携し、県外の地域ブロックでの受入れ調整などに尽力させていただいたところでございます。その結果、車両輸送だけではなく海上輸送や鉄道貨物輸送も活用し、中部ブロックのほか、関東ブロック、近畿ブロックへの広域処理を行ったところでございます。

こうした能登半島地震の経験に加え、今後は、本改正案で措置する専門支援機関により、発災時において広域処理に係る自治体の調整事務を支援してまいりたいと考えております。

さらに、環境省設置法改正により名称を変更する地方環境局においては、局長自らが自治体の首長などの意思決定権者と意思疎通を図ることに加え、局長を支える幹部職員として次長を新設し、災害発生時の全体調整を担わせるなど、ハイレベルでの調整により、広域処理を支援してまいりたいと考えております。

こうした取組により、発災時に受入れ容量の不足が生じた場合にも迅速かつ円滑な広域処理が行えるよう、支援を進めてまいりたいと考えております。

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