リサイクルは出口戦略というふうなことをよく言うんですけれども、リサイクルして再資源化したものが使われなかったら、結局行き先がなくなってしまうということになります。
例えばガラス、水平リサイクルが理想的ですけれども、先ほど言いましたように非常にハードルが高いということもあります。
一方、路盤材というと、一言で路盤材というと簡単なんですけれども、産業廃棄物のいわゆるコンクリート殻、解体したときに出てくるコンクリート殻もリサイクルをするということで、破砕して再生砕石にするんですけれども、これもリサイクルなんですけれども、今、使うところがなくて、日本国中で余っているというふうに聞いております。
そういう意味では、太陽光パネルをリサイクルして路盤材を造りましたといっても、使うところがなければこれはリサイクルにならないので、やはりそれも、最終的に使われるということを担保していかないと駄目になっていきます。
グラスウールにリサイクルするという話もあるんですけれども、じゃ、グラスウールにしようということで、でも、グラスウールはもう既に八五%ぐらい瓶カレット等を使っていまして、太陽光パネルがどんと入ってきて、入る隙間があるのかという話があるんですね。そういう意味では、やはりリサイクルした、再資源化した先を、どういうふうにそのボリュームを使っていくかということが大切だと思います。
例えば、ペット・ツー・ペットという話が最近はやっていまして、飲料メーカーさんも廃棄のペットをもう一回ペットボトルに戻すということ、これは社会的責任ということで飲料メーカーさんはやっていて、そうなるともうペットボトルは取り合いになっているんですよね、今。
ほかにも、自動車のプラスチックを、EUの基準で二〇%でしたっけ、使っていくということになると、品質のいいプラスチックはもう取り合いになっているわけですね。我々の鉄スクラップの世界でいっても高炉から電炉へのシフトというのが進んでいまして、電炉で高炉製品を造っていく、そうすると、上級鉄くずというのが今取り合いになっていて、価格が上がってくる。
そういう意味では、そういう板ガラスにしていくということで、ある程度、板ガラスを造るときはこれぐらい板ガラスカレットを使いましょうというようなレギュレーションができれば、恐らく板ガラスのカレットの単価も上がってくるのではないかなと。そうすると、みんな手間をかけてガラスをきれいに掃除してガラスメーカーに送るということができるんじゃないかなと思うので、そういったことが私は大切なのではないかなというふうに考えております。
ちょっと答えになったかどうか分からないですけれども。以上です。
67
宮路拓馬(自民)
いや、確認は大丈夫です。
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68山山下英俊一橋大学大学院経済学研究科・准教授
ああ、確認は大丈夫。失礼しました。
御質問は、リサイクルの量とかではなくて、最終処分に回る量がどのくらい減るかというお話ですか。それは、多分、法律を用意された政府の皆さんでも予測はできない。まさに、附帯条項がたくさんあってというお話があったと思うんですけれども、これからこの制度がどうつくり込まれていくかで、本当に減ってくれるのか、減らないのか、はたまたリユースで海外に出ていくのかというのが決まっていくものだと思いますので、現時点でこうなるでしょうということは、残念ながら、申し上げられないと思います。
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69島島村かおる(参政)
ありがとうございます。
あわせて、浜田参考人に伺います。
現場の処理能力や、再資源化したガラスや金属の受皿の実情を踏まえたときに、この制度が施行された場合、使用済太陽光パネルのうち、実際にどの程度安定的に再資源化に回すことが可能とお考えでしょうか。また、そのために、今不足している処理体制やコスト面の課題は何かをお聞かせ願えますでしょうか。
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- (上の発言)
70浜浜田篤介一般社団法人太陽光パネルリユース・リサイクル協会代表理事
リサイクルは出口戦略というふうなことをよく言うんですけれども、リサイクルして再資源化したものが使われなかったら、結局行き先がなくなってしまうということになります。
例えばガラス、水平リサイクルが理想的ですけれども、先ほど言いましたように非常にハードルが高いということもあります。
一方、路盤材というと、一言で路盤材というと簡単なんですけれども、産業廃棄物のいわゆるコンクリート殻、解体したときに出てくるコンクリート殻もリサイクルをするということで、破砕して再生砕石にするんですけれども、これもリサイクルなんですけれども、今、使うところがなくて、日本国中で余っているというふうに聞いております。
そういう意味では、太陽光パネルをリサイクルして路盤材を造りましたといっても、使うところがなければこれはリサイクルにならないので、やはりそれも、最終的に使われるということを担保していかないと駄目になっていきます。
グラスウールにリサイクルするという話もあるんですけれども、じゃ、グラスウールにしようということで、でも、グラスウールはもう既に八五%ぐらい瓶カレット等を使っていまして、太陽光パネルがどんと入ってきて、入る隙間があるのかという話があるんですね。そういう意味では、やはりリサイクルした、再資源化した先を、どういうふうにそのボリュームを使っていくかということが大切だと思います。
例えば、ペット・ツー・ペットという話が最近はやっていまして、飲料メーカーさんも廃棄のペットをもう一回ペットボトルに戻すということ、これは社会的責任ということで飲料メーカーさんはやっていて、そうなるともうペットボトルは取り合いになっているんですよね、今。
ほかにも、自動車のプラスチックを、EUの基準で二〇%でしたっけ、使っていくということになると、品質のいいプラスチックはもう取り合いになっているわけですね。我々の鉄スクラップの世界でいっても高炉から電炉へのシフトというのが進んでいまして、電炉で高炉製品を造っていく、そうすると、上級鉄くずというのが今取り合いになっていて、価格が上がってくる。
そういう意味では、そういう板ガラスにしていくということで、ある程度、板ガラスを造るときはこれぐらい板ガラスカレットを使いましょうというようなレギュレーションができれば、恐らく板ガラスのカレットの単価も上がってくるのではないかなと。そうすると、みんな手間をかけてガラスをきれいに掃除してガラスメーカーに送るということができるんじゃないかなと思うので、そういったことが私は大切なのではないかなというふうに考えております。
ちょっと答えになったかどうか分からないですけれども。以上です。
71島島村かおる(参政)
ありがとうございました。
では、次の問いに移らせていただきます。山下参考人にお伺いいたします。
制度の実効性について伺いたいんですが、本法案では、計画変更命令違反には百万円以下の罰金、また未届けや虚偽届けなどには三十万円以下の罰金が設けられております。一方で、太陽光パネルの再資源化に要する費用は埋立処分よりかなり高いとも指摘されております。そうであれば、罰則の水準によっては、なお再資源化を選ばない経済的誘因が残り、制度の実効性が十分に確保されないおそれがあるのではないかと考えております。
そこで、伺います。
この罰則水準は、埋立処分とリサイクルの…
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72山山下英俊一橋大学大学院経済学研究科・准教授
山下です。ありがとうございます。
どこからお話ししましょうか。リサイクルがキロワット一万円くらいというお話だったと思います。キロワット一年で一万円くらいの利益という話がありました。千キロワットだったら一年間にというような、発電で得られる収益との兼ね合いで見ていただくと、いずれにしてもそんなに大きな負担にはならない金額だというふうに思います。
ですので、恐らく、ほかの類似の法制度との兼ね合いでこの罰金の水準は決まっているのではないかと、それは私じゃない方に聞いていただいた方がいいとは思うんですけれども、思っておりますので、その水準との見合いで決まった数…
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73島島村かおる(参政)
ありがとうございます。
浜田参考人に伺います。
太陽光パネルの再資源化について、一口にリサイクルといっても、破砕後に選別する方法、加熱して分離する方法、あるいはその他の処理、複数の処理ルートがあり得ると承知しています。
専門的なお立場からお尋ねしますが、現在、太陽光パネルのリサイクルについて、制度上の前提となり得る標準的な処理やルートや工程はどの程度確立しているのでしょうか。また、処理方法や工程が一つに定まっていない段階で認定制度を設けた場合でも、制度は安定的に機能するとお考えでしょうか。さらに、処理ルートが多様である中で、認定や指導監督の基準につ…
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