御質問ありがとうございます。
非常に重要な視点でございまして、基本的には、我々、ガラスの水平リサイクルというのを目標にしているわけでございます。やはりAGCさんがやっていらっしゃるような、板ガラス原料としてパネルガラスを使えないかということでございますけれども、ここにはいろいろな課題がございまして、例えば、今一番板ガラスを造っている製造法としては、フロート法というのがあって、スズの溶湯の上にガラスの溶湯を流していくという方法があります。
ただ、ガラスには、残念ながら、いまだにこれは解決できていませんけれども、アンチモンというのが〇・数%含まれていて、ガラスメーカーさんが一番気にするのは、そのアンチモンとスズの溶湯が反応して、ガラスに色がついてしまうだろうということが非常に問題になっているわけです。ですから、もちろんでございますけれども、一〇〇%リサイクル品を使うわけにはいかない。太陽光のリサイクル品ですね。
それからもう一つ、ただ、解決策としては、そのフロート法以外にロールアウト法という方法がございまして、これは、そういうスズの溶湯の上を通さないものでございますので、アンチモンはほとんど問題にならない。恐らく、AGCさん等々も、こちらの方法を使って太陽光パネルのガラスをこれからどんどん使っていきましょうという方向になると思います。
それで、御質問の、いつ頃にそれが実現するかというのは大変難しい話でございまして、技術的には多分できると思います。ただ、メーカーとしては、やはり、今まで実績がないことはなかなかやりにくいものでございますから、そこをどこまで彼らがきちっと研究をしてやっていただけるのかということが一つ。
ただ、御存じのように、今、資源循環の中では、動静脈連携というよりも、むしろもう一体化というのを目指して進んでおりますので、そういう意味では、動脈産業側もどう再生材を使っていくのかということが非常に重要な課題にもなっています。
ですから、そこを考えると、恐らく、AGCさんに限りませんけれども、動脈産業側としては、再生素材をどう使っていくかという技術開発がこれからどんどん進んでいくんではないかというふうに考えておりまして、この点に期待したい。まあ、公の場で言うのは非常に難しいですが、五年ぐらいでは何とか解決していただきたいなというふうに考えております。
以上でございます。
14山山下英俊一橋大学大学院経済学研究科・准教授
山下です。
御質問ありがとうございました。
キロワット一万円の費用をどうするかというお話なんですけれども、経済学者ですので、逆に、それをどうやって賄うかという観点からお話しさせていただきたいと思うんですが。
経済学的に申しますと、パネルというのは、消費財ではなくて資本財、お金を生み出すものです。ですので、発電事業を続けていけば、あとどのくらい発電したら一万円稼げるかという観点でお話しさせていただきますと、一キロワットのパネルが一時間フルに発電したら一キロワットアワーになります。キロワットアワー十円で売れれば、一時間で十円お金が入ってくることになりま…
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15浜浜田篤介一般社団法人太陽光パネルリユース・リサイクル協会代表理事
御質問ありがとうございます。
先ほども発表の中で言いましたけれども、単純破砕と埋立てのコストがキロワット当たり六千円に対して、ある程度数量がまとまった案件では、設備の稼働率も上がりますので、現時点でもキロワット当たり八千円から一万円ぐらい程度で処理しているケースもあります。といいますか、これは当社のケースなんですけれども、間違いないんですが、そういう意味では、あと一息かなという気もしております。
あと、銀の価格が、我々、NEDOの研究費をもらって十一年前からやっているんですけれども、その当時から比べると、恐らく銀の価格が三倍ほどになっていますので、更…
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16石石原正敬(自民)
ありがとうございます。
それぞれのお立場から、示唆に富む、技術の向上ですとか、経済学からいくと期間を延ばすというような御指摘もいただいて、これら全てが、この法案が通った後、各事業者の皆さん方が留意すべき点だと思いますし、環境省を含めて、政府も、そこをいかにして社会で実現していくかというところに注力しなければならないと感じたところであります。
次に、ちょっと話が変わるんですけれども、AGCさんの技術の話が出て、これは非常に、試験的には実現したというような位置づけだと思うんですけれども。
これは大和田様にお尋ねするんですが、これがどれぐらいの年数で社会…
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- (上の発言)
17大大和田秀二早稲田大学名誉教授
御質問ありがとうございます。
非常に重要な視点でございまして、基本的には、我々、ガラスの水平リサイクルというのを目標にしているわけでございます。やはりAGCさんがやっていらっしゃるような、板ガラス原料としてパネルガラスを使えないかということでございますけれども、ここにはいろいろな課題がございまして、例えば、今一番板ガラスを造っている製造法としては、フロート法というのがあって、スズの溶湯の上にガラスの溶湯を流していくという方法があります。
ただ、ガラスには、残念ながら、いまだにこれは解決できていませんけれども、アンチモンというのが〇・数%含まれていて、ガラスメーカーさんが一番気にするのは、そのアンチモンとスズの溶湯が反応して、ガラスに色がついてしまうだろうということが非常に問題になっているわけです。ですから、もちろんでございますけれども、一〇〇%リサイクル品を使うわけにはいかない。太陽光のリサイクル品ですね。
それからもう一つ、ただ、解決策としては、そのフロート法以外にロールアウト法という方法がございまして、これは、そういうスズの溶湯の上を通さないものでございますので、アンチモンはほとんど問題にならない。恐らく、AGCさん等々も、こちらの方法を使って太陽光パネルのガラスをこれからどんどん使っていきましょうという方向になると思います。
それで、御質問の、いつ頃にそれが実現するかというのは大変難しい話でございまして、技術的には多分できると思います。ただ、メーカーとしては、やはり、今まで実績がないことはなかなかやりにくいものでございますから、そこをどこまで彼らがきちっと研究をしてやっていただけるのかということが一つ。
ただ、御存じのように、今、資源循環の中では、動静脈連携というよりも、むしろもう一体化というのを目指して進んでおりますので、そういう意味では、動脈産業側もどう再生材を使っていくのかということが非常に重要な課題にもなっています。
ですから、そこを考えると、恐らく、AGCさんに限りませんけれども、動脈産業側としては、再生素材をどう使っていくかという技術開発がこれからどんどん進んでいくんではないかというふうに考えておりまして、この点に期待したい。まあ、公の場で言うのは非常に難しいですが、五年ぐらいでは何とか解決していただきたいなというふうに考えております。
以上でございます。
18石石原正敬(自民)
肌感覚でおっしゃっていただいて、本当に感謝するところであるんですけれども、まさしくこれは、設計段階から、そしてまた利用の段階、排出、そしてさらに再資源化したものをもう一回原料に使うかという、まさしくここを一気通貫で解決しなきゃならぬというところも大きなポイントなんだなと感じたところであります。
それともう一つは、やはり、次は増川様にお尋ねするんですけれども、リデュース、リユース、リサイクルということに取り組まれてきている、これはよく分かったんですけれども、リユースの部分ですね。先ほど来から、海外に出ていったりとか、あるいは、使えるものはまだ廃棄せずに使…
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19増増川武昭一般社団法人太陽光発電協会事務局長
お答えいたします。
私の認識では、リユースは余り進んでいないのかなと。市場規模も、正確なデータもありませんけれども、まだ少ないというふうに認識しております。
ただ、大事なのは、リユースすることもすごく大事なんですけれども、コスト的には、取り外して、それを運んで、また設置する、そのコストが高くなりますので、我々としては、その場所に置いて、できるだけ、三十年、四十年と長く使うのがトータルのコストとしては下がるのではないかというふうに考えております。
私からは以上でございます。
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20石石原正敬(自民)
ありがとうございます。
リユースというか、やはり長く使っていくということが非常に大きいポイントなんだなと。これについては、この法案の中ではなかなかフォローができない部分ではありますけれども、一つの課題として受け止めさせていただきました。
あと、もう一つは、増川様に続いてお尋ねするんですが、その分割廃棄の問題、先ほど適正に処理する段階で仕方なくというか、順次廃棄していくのが理にかなっているんだというような御意見を賜ったわけですが、これを基準化をしてきちっと運用していくということが果たして可能なのかというところなんですけれども、その辺りについて、もし御意…
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