御質問ありがとうございます。
大変重要な視点だというふうに考えております。
リサイクルといっても、基本的には産業でございますので、それを成り立たせるには、基本的には、これはちょっと言い方があれかもしれませんけれども、大量処理をやはりしなければ成り立たないというところがございますので、量の確保というのは非常に重要だというふうに考えております。
ただ、技術屋の立場から申し上げますと、やはり、先ほども申し上げましたように、いろいろな技術が今混在している状態です。つまり、コストが低いけれども処理量は稼げますよとか、それからあるいは、コストはかかるんだけれども高品質のものが生まれますという、ここがまだ混在をしていて、技術開発自体がまだ十分に成っていないということが一つ大きな課題だというふうに考えています。
それを解決するために、やはり少し新しい技術、特に太陽光パネルというのは基本的にはいろいろな素材が一体化しているというのが一つの特徴でございまして、非常に便利ではあるんですけれども、なかなかリサイクルしづらい設計になっているというのも一つの事実でございます。
例えば、我々は単体分離という言い方をしますけれども、それぞれの構成している素材をいかに物理的に剥がした状態にするか。例えば、要るものと要らないものがあるときに、これをいかにぱっと、ぱかっと言った方がいいかもしれませんけれども分ける、分けるというよりも剥がすですね、まだ選別はしないんですけれども、その剥がす技術をその破砕の中で、きちっとそういう技術開発ができれば、これは破砕のエネルギーも非常に小さくなりますし、コストが安くなってくるのではないかというふうに考えております。そういう技術開発の可能性が一つです。
それから、認定制度というのはこの法案でうたっておりますけれども、適正な処理をしている業者をしっかりと認定をして、そして、できることならば、ある程度、製造される産物の質の規定、あるいは標準化というものを少しずつというか、今全てをやるということは難しいんですけれども、それを行っていただければ、優良なリサイクル業者だけがそこに残ってくることになります。そして、そういう最終処分的なものも非常に少なくなってくるというふうに考えていますので、そういう認定事業者のための、認定事業者を守るという言い方はおかしいですけれども、そこを活性化させるための規定だとか標準化といったものが必要というふうに思います。
それから、あとは、認定業者はもちろん、これから、ある程度認定をされていくわけですけれども、そこをきちっと社会に見えるような形で、どの事業者が適正な処理をしているのか、それからどの事業者がそうでないのか、そうでないのかはなかなか見えませんけれども、そこをそういう見える化をしていくというのは非常に重要な視点というふうに考えています。
私からは以上でございます。
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宮路拓馬(自民)
ありがとうございました。
以上で参考人の方々からの意見の開陳は終わりました。
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10
宮路拓馬(自民)
これより参考人に対する質疑を行います。
質疑の申出がありますので、順次これを許します。石原正敬君。
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11石石原正敬(自民)
おはようございます。自由民主党の石原正敬です。
本日は、太陽電池廃棄物の再資源化等の推進に関する法律案に対する参考人の皆さんへの質疑の機会を与えていただきまして、宮路委員長始め関係各位に感謝申し上げます。ありがとうございます。
そしてまた、大変お忙しい中を、衆議院環境委員会のために、参考人の皆さん方、御出席賜りまして、心から御礼を申し上げます。ありがとうございます。
そして、貴重な意見を拝聴いたしまして、本当にこの法案の持つ意義、そしてまた課題というものが明らかになったなということがまず第一印象でございます。
私の関心事としましては、やはり、最終…
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- (上の発言)
12大大和田秀二早稲田大学名誉教授
御質問ありがとうございます。
大変重要な視点だというふうに考えております。
リサイクルといっても、基本的には産業でございますので、それを成り立たせるには、基本的には、これはちょっと言い方があれかもしれませんけれども、大量処理をやはりしなければ成り立たないというところがございますので、量の確保というのは非常に重要だというふうに考えております。
ただ、技術屋の立場から申し上げますと、やはり、先ほども申し上げましたように、いろいろな技術が今混在している状態です。つまり、コストが低いけれども処理量は稼げますよとか、それからあるいは、コストはかかるんだけれども高品質のものが生まれますという、ここがまだ混在をしていて、技術開発自体がまだ十分に成っていないということが一つ大きな課題だというふうに考えています。
それを解決するために、やはり少し新しい技術、特に太陽光パネルというのは基本的にはいろいろな素材が一体化しているというのが一つの特徴でございまして、非常に便利ではあるんですけれども、なかなかリサイクルしづらい設計になっているというのも一つの事実でございます。
例えば、我々は単体分離という言い方をしますけれども、それぞれの構成している素材をいかに物理的に剥がした状態にするか。例えば、要るものと要らないものがあるときに、これをいかにぱっと、ぱかっと言った方がいいかもしれませんけれども分ける、分けるというよりも剥がすですね、まだ選別はしないんですけれども、その剥がす技術をその破砕の中で、きちっとそういう技術開発ができれば、これは破砕のエネルギーも非常に小さくなりますし、コストが安くなってくるのではないかというふうに考えております。そういう技術開発の可能性が一つです。
それから、認定制度というのはこの法案でうたっておりますけれども、適正な処理をしている業者をしっかりと認定をして、そして、できることならば、ある程度、製造される産物の質の規定、あるいは標準化というものを少しずつというか、今全てをやるということは難しいんですけれども、それを行っていただければ、優良なリサイクル業者だけがそこに残ってくることになります。そして、そういう最終処分的なものも非常に少なくなってくるというふうに考えていますので、そういう認定事業者のための、認定事業者を守るという言い方はおかしいですけれども、そこを活性化させるための規定だとか標準化といったものが必要というふうに思います。
それから、あとは、認定業者はもちろん、これから、ある程度認定をされていくわけですけれども、そこをきちっと社会に見えるような形で、どの事業者が適正な処理をしているのか、それからどの事業者がそうでないのか、そうでないのかはなかなか見えませんけれども、そこをそういう見える化をしていくというのは非常に重要な視点というふうに考えています。
私からは以上でございます。
13増増川武昭一般社団法人太陽光発電協会事務局長
増川からコメントいたします。
リサイクルの費用を低減して、埋立処分費用との差を段階的に縮小していくためには、本法案の運用において留意すべき点ということでございますけれども、まず、ロードマップとなる基本方針を定めていただき、目標水準等を明示いただくこと、各事業者が事業予見性を確保できるという、それが一番重要かなというふうに考えております。
次に、事業用太陽光廃棄者の判断基準の認定等に当たっては、やはり現場の実態をしっかり把握いただいて、現場の混乱を避けるために実務に即した内容とする、こういったことが重要ではないかと考えております。
それから、三つ目に…
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14山山下英俊一橋大学大学院経済学研究科・准教授
山下です。
御質問ありがとうございました。
キロワット一万円の費用をどうするかというお話なんですけれども、経済学者ですので、逆に、それをどうやって賄うかという観点からお話しさせていただきたいと思うんですが。
経済学的に申しますと、パネルというのは、消費財ではなくて資本財、お金を生み出すものです。ですので、発電事業を続けていけば、あとどのくらい発電したら一万円稼げるかという観点でお話しさせていただきますと、一キロワットのパネルが一時間フルに発電したら一キロワットアワーになります。キロワットアワー十円で売れれば、一時間で十円お金が入ってくることになりま…
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15浜浜田篤介一般社団法人太陽光パネルリユース・リサイクル協会代表理事
御質問ありがとうございます。
先ほども発表の中で言いましたけれども、単純破砕と埋立てのコストがキロワット当たり六千円に対して、ある程度数量がまとまった案件では、設備の稼働率も上がりますので、現時点でもキロワット当たり八千円から一万円ぐらい程度で処理しているケースもあります。といいますか、これは当社のケースなんですけれども、間違いないんですが、そういう意味では、あと一息かなという気もしております。
あと、銀の価格が、我々、NEDOの研究費をもらって十一年前からやっているんですけれども、その当時から比べると、恐らく銀の価格が三倍ほどになっていますので、更…
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