飲用に供している地下水から基準値を超えるPFOS、PFOAが検出された場合には、地下水から水道水に切り替えるなどの飲用摂取の防止を進めることが重要であると考えております。
ペットボトルを配布している自治体があることは承知しておりますけれども、環境省としては財政支援は実施していないところであります。
一方で、環境省では、自治体の負担軽減の観点から、求めに応じて水道原水の実態調査等も行っているところであります。
今後も引き続き、自治体に対して技術的な助言などを行ってまいりたいというふうに考えております。
73鍋鍋島勢理(国民)
ありがとうございます。
大臣御答弁ありましたように、健康リスクをいかに下げていくのかということが最も重要であることは私も同意でございます。過去の答弁では、血中濃度と健康被害の関係性については調査研究を行っておられると以前からされておられますけれども、この調査研究におきましては、どういったことをされて、そしてどういった進捗があられるのか、伺います。
この発言のページ
74
石原宏高(自民)環境大臣・内閣府特命担当大臣(原子力防災)
お答え申し上げます。
現時点では、PFASの血中濃度と健康影響との関係を評価するための科学的知見は十分ではないというふうに考えております。
このため、環境省としては、PFASの健康影響に関する知見の集積を図るために、科学的に評価可能な疫学調査や研究を実施しているところであります。
具体的には、PFASと、がん、代謝性疾患、死亡との関係性を調査する疫学研究を実施をしております。少量の血液から血中のPFASが分析できる手法を開発し、一定の成果が見られているところであります。
また、子どもの健康と環境に関する全国調査であるエコチル調査の中で、PFASと…
この発言のページ
75鍋鍋島勢理(国民)
ありがとうございます。
様々、政府としても積極的に調査をされているということで、引き続きの取組の推進をお願いいたします。とは言っても、住民の方にとっては、やはり、身近にある水が実は汚染されているのではないかですとか、家族に影響が出るのではないかといった不安を抱えながら暮らしておられます。
そうした不安に対応するような施策としまして、自治体の中では、PFASが確認された地域住民にペットボトルの配布をするような事例もあります。そういった取組を国がするというのはなかなか難しいところもあるかと思うんですけれども、緊急的な対応として予算づけなどで対応することが…
この発言のページ
- (上の発言)
76
石原宏高(自民)環境大臣・内閣府特命担当大臣(原子力防災)
飲用に供している地下水から基準値を超えるPFOS、PFOAが検出された場合には、地下水から水道水に切り替えるなどの飲用摂取の防止を進めることが重要であると考えております。
ペットボトルを配布している自治体があることは承知しておりますけれども、環境省としては財政支援は実施していないところであります。
一方で、環境省では、自治体の負担軽減の観点から、求めに応じて水道原水の実態調査等も行っているところであります。
今後も引き続き、自治体に対して技術的な助言などを行ってまいりたいというふうに考えております。
77鍋鍋島勢理(国民)
ありがとうございます。
大臣、御答弁いただきましたように、水道の布設工事をされたり、水源の切替えをされている自治体もあります。なかなか財政的な支援措置というのは難しいということですが、調査研究というところで国としての役割をしっかりと果たしていただきたいというふうに思っております。
続きまして、健康リスクをいかに下げていくかという理念の中で何かできることはないのかというところを私としてもしっかり考えていきたいと思っているんですけれども、続いて、市民の皆様とのコミュニケーションについて質問をさせていただきたいと思います。
様々な地域住民の方は不安を抱え…
この発言のページ
78
石原宏高(自民)環境大臣・内閣府特命担当大臣(原子力防災)
お答え申し上げます。
PFOS、PFOAについて、地域の方々の不安の声を真摯に受け止めているところでありますけれども、PFOS、PFOAによるリスクを正しく知っていただくため、科学的知見を踏まえた正確で分かりやすい情報発信により、適切なリスクコミュニケーションを行うことが重要であるというふうに考えています。
このため、環境省では、広くPFASについて御理解をいただくために、PFOS、PFOAに関するQアンドA集やリーフレットをホームページで公開するとともに、より詳しく情報を収録したハンドブックを自治体へ配布するなど、情報発信を行っているところでありま…
この発言のページ
79鍋鍋島勢理(国民)
ありがとうございます。
今御紹介いただきましたハンドブックに関しまして、私も拝見いたしました。とても丁寧な仕様になっておりまして、分かりやすいなと思いました。このハンドブックの内容を適宜見直し、検証いただきながら、アップデートをしていただきたいのと同時に、日々自治体からも問合せがあるかと思いますので、そういったところに今適宜助言等をいただいているかと思います。引き続き丁寧な自治体への対応をよろしくお願い申し上げます。
それでは、PFASに関しましては最後の質問に移らせていただきます。
健康リスクの低減につきまして、こちら先ほどからありますように様々…
この発言のページ