御答弁ありがとうございます。
続いて、欧州諸国とのACSAの拡大についてお伺いをいたします。先ほどASEANについてお伺いをしましたが、欧州との拡大についてお伺いいたします。
欧州との連携を深めていくということは、自由、民主主義や法の支配、航行の自由といった基本的な価値観、基本原則を共有する同志国の関係強化という意味で、昨今の国際情勢も踏まえて、非常に大きな意義があるというふうに私は捉えております。
その一方で、先ほどのASEANのところと少しかぶりますけれども、そういった基本的な価値観が近いからといっても、直ちにACSAの協定を拡大ありきで増やしていくということではなくて、やはり、実際の協力の実績があるかどうか、運用上の需要があるのか、また双方にとって実効性があるか、こうした観点を踏まえて考えていくことが必要であると思っております。
そうした点を踏まえてお伺いをいたしますが、今後、欧州諸国とのACSAを検討する際に、政府としてどういった判断基準や優先順位を持って考えているのか、お聞かせいただきたいと思います。
19宮宮本新吾外務省アジア大洋州局南部アジア部長
お答え申し上げます。
まず、事実関係から申し上げますが、現時点においてACSAを交渉しているASEANのメンバー国はございません。
その上で、政府といたしましては、今お聞きになっている基本的な方針でございますけれども、各国との安全保障、防衛協力を進める中で、相手国との二国間関係、また自衛隊と相手国軍隊との協力の実績、それから具体的ニーズなども踏まえながら、必要なACSAの締結等については取り組んでまいる考えでございます。
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20原原田直樹(中道)
御答弁ありがとうございました。
では、フィリピンに続いて、次にオランダについてお伺いをしてまいりたいと思います。
オランダは欧州の、地域的に、地理的に離れた国でありますけれども、近年、インド太平洋地域への関与を強めており、日本との安全保障協力も進んでいる、そうした印象、認識をしております。
そうした意味でも、今回のACSAというのが、単に日本とオランダの二国間の技術的な協定というだけではなくて、まさにインド太平洋と欧州の安全保障がつながっている、連関しているということをある意味で象徴するような協定でもあると思っております。
そこで、お伺いをいたし…
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茂木敏充(自民)外務大臣
四年前にロシアによりますウクライナ侵略があったわけであります。特に、それ以来、インド太平洋と欧州大西洋の安全保障というものは表裏一体だ、こういう認識が深まっているのは間違いないところだと思っております。
その上で、日本とオランダの両国は、自由、民主主義、人権及び法の支配という基本的価値を共有する戦略的パートナーであります。また、自由で開かれたインド太平洋の実現に向けて取り組む意思、これをオランダとの間では共有をいたしております。
近年、両国間では、安全保障、防衛分野での協力が大きく進展をしております。具体的に幾つか例を申し上げますと、二〇二四年の六月…
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- (上の発言)
22原原田直樹(中道)
御答弁ありがとうございます。
続いて、欧州諸国とのACSAの拡大についてお伺いをいたします。先ほどASEANについてお伺いをしましたが、欧州との拡大についてお伺いいたします。
欧州との連携を深めていくということは、自由、民主主義や法の支配、航行の自由といった基本的な価値観、基本原則を共有する同志国の関係強化という意味で、昨今の国際情勢も踏まえて、非常に大きな意義があるというふうに私は捉えております。
その一方で、先ほどのASEANのところと少しかぶりますけれども、そういった基本的な価値観が近いからといっても、直ちにACSAの協定を拡大ありきで増やしていくということではなくて、やはり、実際の協力の実績があるかどうか、運用上の需要があるのか、また双方にとって実効性があるか、こうした観点を踏まえて考えていくことが必要であると思っております。
そうした点を踏まえてお伺いをいたしますが、今後、欧州諸国とのACSAを検討する際に、政府としてどういった判断基準や優先順位を持って考えているのか、お聞かせいただきたいと思います。
23北北川克郎外務省欧州局長
お答え申し上げます。
まず、事実関係ですけれども、現時点でACSAを交渉している欧州の国はございません。
そういった中で、委員も御指摘のとおり、欧州諸国は基本的価値を共有する重要なパートナーでありますけれども、そういった国々との間で、政府といたしましては、各国との安全保障、防衛協力を進める中で、相手国との二国間関係や、自衛隊と相手国軍隊との協力の実績、具体的ニーズ等も踏まえながら、必要なACSAの締結に取り組んでいく考えでございます。
いずれにしましても、欧州大西洋とインド太平洋の安全保障がますます不可分となっている中、進化した自由で開かれたインド…
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24原原田直樹(中道)
ありがとうございます。
あわせて、もう少し大きな視点でもお伺いをしたいと思います。
先ほど、大臣の答弁の中でも、ロシアによるウクライナへの侵略以降、ヨーロッパとインド太平洋の安全保障が表裏一体であるというお話がございました。そういった意味でも、欧州諸国がインド太平洋に関与を深めることについて、日本政府は一貫して基本的には前向きに評価をしてきたと思いますし、FOIP、自由で開かれたインド太平洋の考え方とも親和的であると私は考えております。
その上で、政府として、欧州諸国のインド太平洋への関与が日本の外交、安全保障にとって具体的にどういった意義を持つと…
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25北北川克郎外務省欧州局長
お答え申し上げます。
ただいま委員の方から、欧州諸国は、ルールですとかメッセージ性ですとか、そういったいろいろな部分で日本と協力をする上で重要なパートナーという御指摘がございましたけれども、先ほど私が申し上げました日本の自由で開かれたインド太平洋、FOIPとの親和性につきましても、少し敷衍して申し上げたいと思います。
進化したFOIPにおきましては、FOIP提唱以来の中核的な理念であります自由、開放性、包摂性、多様性、法の支配、こういったものを堅持しながら、昨今のより厳しさを増す国際情勢を踏まえて、地域の国々の自律性、強靱性を高めて、同盟国、同志国と…
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