お答え申し上げます。
委員御指摘のとおり、日本政府は、二〇三〇年までのユニバーサル・ヘルス・カバレッジの実現に向けまして、世界銀行、WHOと連携をして、開発途上国におけるUHC達成のための知見共有や人材育成を行う世界的な拠点として、UHCナレッジハブを昨年設置をいたしまして、その取組を推進してございます。
UHCナレッジハブの主な活動は二つございます。
一つは、開発途上国における保健財政の強化のために、各国の保健省、財務省の政策立案者に対する能力構築支援を行ってございます。その一環として、例えば、今年二月には東京で対面研修を行いまして、初年度研修対象国八か国を含む合計七十名程度が参加をいたしました。
もう一つの活動は、UHCハイレベルフォーラムの開催でございます。UHC達成に向けた機運の更なる醸成のために、UHCを推進する国及び組織のリーダーなどを集めまして、UHCハイレベルフォーラム二〇二五を昨年十二月に開催をいたしまして、二十四か国、約二百名が参加をいたしました。
本年もこのUHCハイレベルフォーラムを開催する予定でございますし、引き続き、UHCナレッジハブの取組を通じまして、日本の知見も活用して、財務、保健連携などを通じた保健財政制度の立案、実行を支援し、開発途上国におけるUHCの達成に貢献していきたいと思っております。
60原原田直樹(中道)
御答弁ありがとうございます。
案件の組成については保健分野はまだこれからということで、そういう理解でよろしかったでしょうか。
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61西西崎寿美外務省大臣官房審議官
お答え申し上げます。
現時点において保健分野において公表済みのオファー型協力の案件はございませんが、案件形成に向け、各省、企業などと鋭意今協議中でございます。
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62原原田直樹(中道)
御答弁ありがとうございます。
このオファー型協力を積極的に戦略活用することは、国際社会への貢献を中核としつつも、多くの日本企業にとって経済機会の創出にもつながります。案件の確立に向けて、引き続き、外務省やJICAには御尽力をお願いしたい、期待をしたいと思います。
では、続いて、UHCナレッジハブについてお伺いをいたします。
外交戦略上、国際保健を位置づけるに当たっては、ハード面の支援だけではなく、ソフト面、とりわけ人材育成や制度づくりへの貢献も極めて重要であります。その意味で、日本政府が主導して立ち上げたUHCナレッジハブは、各国の保健財政、人材育…
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- (上の発言)
63秋秋山伸一厚生労働省大臣官房総括審議官
お答え申し上げます。
委員御指摘のとおり、日本政府は、二〇三〇年までのユニバーサル・ヘルス・カバレッジの実現に向けまして、世界銀行、WHOと連携をして、開発途上国におけるUHC達成のための知見共有や人材育成を行う世界的な拠点として、UHCナレッジハブを昨年設置をいたしまして、その取組を推進してございます。
UHCナレッジハブの主な活動は二つございます。
一つは、開発途上国における保健財政の強化のために、各国の保健省、財務省の政策立案者に対する能力構築支援を行ってございます。その一環として、例えば、今年二月には東京で対面研修を行いまして、初年度研修対象国八か国を含む合計七十名程度が参加をいたしました。
もう一つの活動は、UHCハイレベルフォーラムの開催でございます。UHC達成に向けた機運の更なる醸成のために、UHCを推進する国及び組織のリーダーなどを集めまして、UHCハイレベルフォーラム二〇二五を昨年十二月に開催をいたしまして、二十四か国、約二百名が参加をいたしました。
本年もこのUHCハイレベルフォーラムを開催する予定でございますし、引き続き、UHCナレッジハブの取組を通じまして、日本の知見も活用して、財務、保健連携などを通じた保健財政制度の立案、実行を支援し、開発途上国におけるUHCの達成に貢献していきたいと思っております。
64原原田直樹(中道)
御答弁ありがとうございます。
日本の強みを発揮したすばらしい取組であると思っておりますので、是非、引き続きの御尽力をお願いしたいと思っております。
続きまして、国際保健機関に対する日本政府としての拠出方針についてお伺いをいたします。
先ほどODAの質問もさせていただきましたけれども、日本はこれまで、二国間援助に加えて、国際機関との連携を通じた多国間の援助によって、世界の健康医療安全保障に貢献をしてまいりました。そうした点を踏まえ、今月頭、参議院の公明党の国際保健推進委員会が、国光外務副大臣に対して申入れを行っております。国産ワクチンの研究開発、製造…
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65西西崎寿美外務省大臣官房審議官
お答えいたします。
国際保健は、国際社会にとって人々の命と健康に直接関わるのみならず、我が国の経済、社会、安全保障上のリスクにも関わる重要な課題であると認識しております。この認識の下、国際保健を日本外交の柱の一つと位置づけ、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ達成に向けて取り組んでいるところです。
将来の健康危機への予防、備え、対応は、それぞれの国や地域における取組のみならず、国際的取組が必要であり、国際保健機関等への拠出は、我が国の保健外交を進める上で極めて重要です。我が国は、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ達成に向けて、二国間支援や、世界保健機構、W…
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66原原田直樹(中道)
御答弁ありがとうございました。
日本はこれまで、二国間援助と、また、今御答弁いただいたとおり、国際機関との連携を通じた多国間援助を通じて、世界の健康医療安全保障に貢献しつつ、自国を守ってまいりました。
今日は、米中首脳会談のテーマと国際保健のテーマと、二つの論点について質問をさせていただきました。引き続き、高市政権が掲げる世界の真ん中で咲き誇る日本外交において、直近の日本の国益を守る必要な対応、そして国際保健分野を含む中長期的な粘り強い取組が必要となるような取組についても、しっかりと国際社会をリードしていっていただきたいと思います。
国際社会が激動…
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