一般論として、だから最前線なわけですよね。
他国の通常の軍事組織というか軍事基地には、いわゆるスレットコンディションという、スレットコンって僕らは言うんですけれども、脅威、敵の脅威ですね。脅威の指標を段階的に設定し、これ大体五段階なんです、それぞれに応じた軍事基地の防御体制を定める行動計画がございます。ない国は、僕、知りません。私がかつていた国連PKOの世界も、これまさにそうであります。
資料一なんですけれども、これはアメリカ軍のそれなわけです。英語で申し訳ありません。でも、ビジュアル、このビジュアルを理解していただくだけの目的ですので、御容赦願います。これはアメリカ軍のそれです。これ、フォース・プロテクション・コンディション、FPCONといいまして、フォースプロテクションですから、まさにこれ基地防護ということであります。一番下のこれ、緑のノーマル、これが平時ですね。この上に行くほど、そのトップが赤、デルタであります、最高級の脅威ということになるわけですよね。
この脅威度に応じた行動計画としては例えばどういうものがあるかというと、この時点から、基地内の全員、兵員は全員自動小銃を常時携帯、トイレの中とかシャワー入るときもです。これが軍隊の世界なんですよね。
このような行動計画においては、基地ごとの具体的な避難ルートなどは敵に知られたら困ります、これ。だから、非公開になります。でも、しかし、こういう脅威度などの基本的な定義や行動のガイドライン、これはウェブ等で公開されております。必要に応じて、その時々の脅威度を広くアナウンスすることもあります。
質問です。自衛隊にはこのような国民に公表できる行動計画はございますか。
144
吉田真次(自民)防衛大臣政務官・内閣府大臣政務官
最前線かというお尋ねでありますけれども、言わば防衛の最前線であるというふうに認識をしております。
この発言のページ
145
伊勢崎賢治(れいわ)
ということは、そういう最前線では、常識として、敵の弾を被弾するだけではなくて、敵勢力の侵入、すれば、当然自衛隊が応戦するわけですけれども、その交戦する蓋然性がより高いところとか最も高いところと考えてよろしいですね。いかがでしょう。
この発言のページ
146
吉田真次(自民)防衛大臣政務官・内閣府大臣政務官
今、仮定の御質問に対しましてのお答えというのは非常に困難でありますけど、一般論として申し上げれば、島嶼部に対する攻撃への対応があった場合、これは陸海空の自衛隊が一体となった統合運用によって平素から配備をされている部隊に加えて、他の地域から部隊がこうやって機動的に展開、集中をさせて対応していくということでございます。
今、冒頭申し上げたように、個別具体的に判断をしていくことでありますので、一概にどうかということをお答えすることは困難でございます。
この発言のページ
- (上の発言)
147
伊勢崎賢治(れいわ)
一般論として、だから最前線なわけですよね。
他国の通常の軍事組織というか軍事基地には、いわゆるスレットコンディションという、スレットコンって僕らは言うんですけれども、脅威、敵の脅威ですね。脅威の指標を段階的に設定し、これ大体五段階なんです、それぞれに応じた軍事基地の防御体制を定める行動計画がございます。ない国は、僕、知りません。私がかつていた国連PKOの世界も、これまさにそうであります。
資料一なんですけれども、これはアメリカ軍のそれなわけです。英語で申し訳ありません。でも、ビジュアル、このビジュアルを理解していただくだけの目的ですので、御容赦願います。これはアメリカ軍のそれです。これ、フォース・プロテクション・コンディション、FPCONといいまして、フォースプロテクションですから、まさにこれ基地防護ということであります。一番下のこれ、緑のノーマル、これが平時ですね。この上に行くほど、そのトップが赤、デルタであります、最高級の脅威ということになるわけですよね。
この脅威度に応じた行動計画としては例えばどういうものがあるかというと、この時点から、基地内の全員、兵員は全員自動小銃を常時携帯、トイレの中とかシャワー入るときもです。これが軍隊の世界なんですよね。
このような行動計画においては、基地ごとの具体的な避難ルートなどは敵に知られたら困ります、これ。だから、非公開になります。でも、しかし、こういう脅威度などの基本的な定義や行動のガイドライン、これはウェブ等で公開されております。必要に応じて、その時々の脅威度を広くアナウンスすることもあります。
質問です。自衛隊にはこのような国民に公表できる行動計画はございますか。
148伊伊藤哲也防衛省大臣官房審議官
お答えいたします。
自衛隊の警備に関しましては、まさに、万一何らかの事案が発生した場合にも駐屯地の機能を確保できるよう、駐屯地に所在する部隊の特性やその時点の情勢などに応じて必要な警備体制を取ることとしております。
今、具体的にどういう基準がと御質問でありましたけれども、警備体制の詳細については、我が方の手のうちが明らかになることからお答えできませんが、防衛省・自衛隊としてはあらゆる事態に対処できるよう警備に万全を期しているところでございます。
この発言のページ
149
伊勢崎賢治(れいわ)
あのですね、なぜわざわざ公表できる、公表を前提とした行動計画があるかといいますと、二つ理由があるんですね。
まず、軍事の基本として、敵に、敵、敵勢力に明確な意思を示す必要、これ第一義的な手段として、こういう行動計画があるわけであります。なぜか。当たり前です。敵勢力がこちらの覚悟を知ってこそ、初めて抑止力は成立するわけです。これ抑止力の基本です、これ。
第二番目が最も重要です。周辺住民の、基地の周りの、安心と信頼の構築であります。自衛隊は、自衛隊がこう考えているから、状況をですね、我々は食料や水の備蓄を始めようとか、こういう住民に安全に対する自発性を芽…
この発言のページ
150伊伊藤哲也防衛省大臣官房審議官
委員御指摘のとおり、我々の隊員の家族も含め、あるいは住民の方々の避難も含め、国民保護が非常に重要だということは御指摘のとおりであります。
自衛隊の警備体制の詳細につきましては、先ほど申し上げたとおり、お答えできませんけれども、まさに国民保護が必要となる状況を含め様々な事態を想定して、関係省庁や地方自治体等との連携を深めて住民の生命、安全の確保に万全を期していきたい、そのための不断の検討を推し進めてまいりたいと思っております。
この発言のページ