鈴木憲和 (自由民主党)農林水産大臣

2025年11月20日・第219回国会 参議院 農林水産委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 165 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 212 発言)

御質問ありがとうございます。

佐々木委員には、同世代ということで、恐らく小室哲哉なんかを聴いた世代だと思いますけれども、また御指導いただけたらというふうに思います。

私が何で農林水産省の官僚を志したのかというお話でありますが、話し始めると一時間ぐらい掛かっちゃうんですけれども、短くお話をさせていただくと、私自身、東京育ちではありますけれども、父の実家は山形県の南陽市というところであります。うちの祖先のお墓もその辺に、その辺というかそこにありまして、年に大体二回ぐらいはお墓参りも含めて行くわけです。そういうときに思いましたのは、大変、うちの地元は、山形新幹線が昔はなかったんですけれども、直通で新幹線ができたら地域はみんな良くなるんだというふうに期待に湧いていたんですが、現実としては衰退が止まらないということを小さいながら目の当たりにしました。

何が足りないんだろうというふうに考えたところ、やはりその地域の、先ほどもちょっと説明をしましたが、それぞれの地域を形作っているものはやっぱり第一次産業で、農林水産業、これが元気にならないと、私としては地域の衰退というのも止めることができないのかなという思いに至ったわけです。

特に課題だと思っているのは、一億二千万の日本国民、日本人の皆さんに聞けば、日本で農林水産業が必要ですかと言えば、当然皆さん必要ですって全ての方がお答えいただけるんですけど、現実の農林水産業の現場は決して稼げている人が多いというわけではないという現実があります。やはりこれは国の政策が足りない部分があるのではないかということも思い至りまして、私は農林水産省を受けようと思って受けたところ、採っていただいたという次第であります。

ちなみに、ちょっと長くなって恐縮なんですが、職員の訓示でも申し上げたんですが、面接の際には、当時、大変個性的でした秘書課長から言われた言葉が今でも残っておりまして、私がこうこうこういうことを、農林水産政策をやった方がいいと思うんですというのを言ったら、君は頭では考えてきたんだねという言葉を言われました。

やはり、頭で幾ら正しいことであったとしても、それを自分自身がどう感じるかとか、特に生産現場の皆さんがどう受け止めるかということがないとやはり政策は動かないということも、そのとき、ああ、なるほどなと思った次第です。ですので、私自身、現場の視点に立った政策をこれからもやっていきたいと思います。

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