ありがとうございました。
国の安全保障、食料安全保障において米というのは本当に大切な基幹作物であり、今その決意について大臣からもお言葉をいただきましたことを大変うれしく思います。
そうした中起きたのが米不足でございます。ここからは米についてお伺いをいたします。
確かに今この米の需要というのは、これ短期で伸びてはいるところではありますが、その要因については、相対的な小麦の値頃感であったり、あるいはインバウンドの増加、こういったものだと思います。これらは今後も継続をする可能性があります。一方で、過去を見れば、これまで年間十万トンのペースで需要が減少してきたのが米であり、そしてこの原因である人口減少、そして一人当たりの米消費量の減少、高齢者層での米消費量の減少、こういったことも変わりません。
そうした中、果たして今後の米の需要量はどうなっていくのかといったところで、基本計画の米生産量の目標、これは二〇三〇年八百十八万トンと、現在より増産ではありますが、これは主食用米以外のものも含めたトータルのものであると認識をしています。以前には農林水産省の見通しで、令和四年十二月の基本法検証部会では、現状七百万トン弱ある主食用米の需要量、これが二〇四〇年には約三割減の四百九十三万トンぐらいになるだろうと、こういった見通しを出されていた頃もあります。そうした中において、今の基本計画、これを見てみると、やはりマクロでは年十万トン程度の主食用米の国内需要の減少が続いており、今後もこの傾向が続くことが見込まれるとあります。
本当は、こういった前情報を踏まえて、食料安全保障という観点から今後の米の需要量はどうなっていくんですかということをお伺いをしようと思ったんですが、まさしく同じような質問を先ほど徳永先生がされておりまして、そのときいただいた答弁が、分析、調査が必要であると、高くても買う人もいる、買えない人もいるということで、この調査に対して時間が掛かるというものでございました。だからこそ、大変恐縮ではありますが、もう一歩踏み込んだ形でお伺いをさせていただければと思います。
先ほどの時間が掛かるということ、私もよく分かります。ただ、この見通しをつくるというのは、今ある需要をどう見通すのか、そして今後増えていく需要をどのように見通していくのか、あるいは減っていくのか、こういった部分かと思います。
ただ、この方向性として、やはり米の減産というのは水田の減少を招きます。食料安全保障上のリスクでもございます。こうしたことを踏まえて、需要の見通しではなくて、需要をどのようにしていきたいのか、そういった農林水産省の姿勢をお伺いできれば幸いです。
100藤藤木眞也(自民)
ただいまから農林水産委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き、農林水産に関する調査を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
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101
かごしま彰宏(国民)
国民民主党・新緑風会のかごしま彰宏です。夏の参議院選挙で神奈川県から当選をさせていただいた新人でございます。
本日は、質問の機会を頂戴をし、誠にありがとうございます。また、本日は、並みいる先輩方とお手合わせの機会を賜り、大変恐縮でございます。何とぞよろしくお願い申し上げます。
早速質問に入らせていただきます。まずは、自給率についてお伺いをいたします。
カロリーベース自給率に関して高市総理は、目下の目標として、二〇三〇年四五%、基本計画の数値を御指示をされました。とはいえ、先日の代表質問では、行く行くは一〇〇%を目指していきたいとの強い思いを述べられ…
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102
鈴木憲和(自民)農林水産大臣
御質問ありがとうございます。
まずは、かごしま委員におかれては当選おめでとうございます。そして、私も農水省の出身ですけども、農水省の出身ということで、日本の食のために同じこういう場でお仕事ができるということを大変うれしく思っております。
今御質問の点ですが、まず、高市総理は国会で、まずは二〇三〇年度に四五%とする目標を設定をし、最終的には食料自給率一〇〇%を目指していきたいとの強い思いを示していただきました。食料安全保障を確保する観点からは、食料自給率、食料自給力を高めることが重要です。特に国民の主食である米については、自給率一〇〇%を超えることので…
この発言のページ
- (上の発言)
103
かごしま彰宏(国民)
ありがとうございました。
国の安全保障、食料安全保障において米というのは本当に大切な基幹作物であり、今その決意について大臣からもお言葉をいただきましたことを大変うれしく思います。
そうした中起きたのが米不足でございます。ここからは米についてお伺いをいたします。
確かに今この米の需要というのは、これ短期で伸びてはいるところではありますが、その要因については、相対的な小麦の値頃感であったり、あるいはインバウンドの増加、こういったものだと思います。これらは今後も継続をする可能性があります。一方で、過去を見れば、これまで年間十万トンのペースで需要が減少してきたのが米であり、そしてこの原因である人口減少、そして一人当たりの米消費量の減少、高齢者層での米消費量の減少、こういったことも変わりません。
そうした中、果たして今後の米の需要量はどうなっていくのかといったところで、基本計画の米生産量の目標、これは二〇三〇年八百十八万トンと、現在より増産ではありますが、これは主食用米以外のものも含めたトータルのものであると認識をしています。以前には農林水産省の見通しで、令和四年十二月の基本法検証部会では、現状七百万トン弱ある主食用米の需要量、これが二〇四〇年には約三割減の四百九十三万トンぐらいになるだろうと、こういった見通しを出されていた頃もあります。そうした中において、今の基本計画、これを見てみると、やはりマクロでは年十万トン程度の主食用米の国内需要の減少が続いており、今後もこの傾向が続くことが見込まれるとあります。
本当は、こういった前情報を踏まえて、食料安全保障という観点から今後の米の需要量はどうなっていくんですかということをお伺いをしようと思ったんですが、まさしく同じような質問を先ほど徳永先生がされておりまして、そのときいただいた答弁が、分析、調査が必要であると、高くても買う人もいる、買えない人もいるということで、この調査に対して時間が掛かるというものでございました。だからこそ、大変恐縮ではありますが、もう一歩踏み込んだ形でお伺いをさせていただければと思います。
先ほどの時間が掛かるということ、私もよく分かります。ただ、この見通しをつくるというのは、今ある需要をどう見通すのか、そして今後増えていく需要をどのように見通していくのか、あるいは減っていくのか、こういった部分かと思います。
ただ、この方向性として、やはり米の減産というのは水田の減少を招きます。食料安全保障上のリスクでもございます。こうしたことを踏まえて、需要の見通しではなくて、需要をどのようにしていきたいのか、そういった農林水産省の姿勢をお伺いできれば幸いです。
104山山口靖農林水産省農産局長
お答え申し上げます。
委員御指摘のとおり、国内の需要を減少させる人口減少ですとかあるいは高齢化、今後も続くと思っております。こうした中で、米の新たな需要を生み出していくことは、食料安全保障の確保を図る上でもとても重要な課題だというふうに思っております。
食料・農業・農村基本計画におきましては、委員御指摘のとおり、二〇三〇年生産目標を二〇二三年度比で七百九十一万トンから八百十八万トンに増大するということにしております。その中で、例えば主食用米、市場開拓用米、米粉用米、飼料用米、それぞれいろんな米の用途があるわけでございますが、この生産量とか作付面積につ…
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105
かごしま彰宏(国民)
ありがとうございました。
御答弁をいただいたとおり、やっぱり米の需要量を増やしていくということは大切でございますし、基本計画の中に目標は用途別にはないということではございましたけれども、やはりこうした中で、じゃ、全体としてお米の需要量をどう増やしていくのか、そして戦略として、やはり用途別にもうきちんと、内々の数値だったとしても持っていく必要があるだろうというふうには思っております。
そして、午前中の議論の中でもありましたとおり、これまで、やはり鈴木大臣も筆頭に立たれて、米の需要量の拡大、これには取り組まれてきたと思います。ただ、私の承知をしている限り…
この発言のページ
106
鈴木憲和(自民)農林水産大臣
御質問ありがとうございます。
まず、我が国の水田農業を維持するとともに、食料安全保障を確保していくためには、業務用向けの低価格帯も含めた多様なニーズに応えられるよう多様な生産を確保していくほか、海外も含めて米のマーケットを拡大していくことも重要であり、これまで米の輸出促進に向けた日本食レストランやおにぎり店などの需要開拓や、米粉の利用促進に向けた情報発信等に取り組んできたところです。
こうした取組で今のところ米の輸出量が、令和六年に四・五万トン、そして米粉の需要量が令和六年度は五・六万トンと着実に需要が伸びてきてはいるんですが、更にやはり気合を入れて…
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