かごしま彰宏 (国民民主党)

2025年11月20日・第219回国会 参議院 農林水産委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 103 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 212 発言)

ありがとうございました。

国の安全保障、食料安全保障において米というのは本当に大切な基幹作物であり、今その決意について大臣からもお言葉をいただきましたことを大変うれしく思います。

そうした中起きたのが米不足でございます。ここからは米についてお伺いをいたします。

確かに今この米の需要というのは、これ短期で伸びてはいるところではありますが、その要因については、相対的な小麦の値頃感であったり、あるいはインバウンドの増加、こういったものだと思います。これらは今後も継続をする可能性があります。一方で、過去を見れば、これまで年間十万トンのペースで需要が減少してきたのが米であり、そしてこの原因である人口減少、そして一人当たりの米消費量の減少、高齢者層での米消費量の減少、こういったことも変わりません。

そうした中、果たして今後の米の需要量はどうなっていくのかといったところで、基本計画の米生産量の目標、これは二〇三〇年八百十八万トンと、現在より増産ではありますが、これは主食用米以外のものも含めたトータルのものであると認識をしています。以前には農林水産省の見通しで、令和四年十二月の基本法検証部会では、現状七百万トン弱ある主食用米の需要量、これが二〇四〇年には約三割減の四百九十三万トンぐらいになるだろうと、こういった見通しを出されていた頃もあります。そうした中において、今の基本計画、これを見てみると、やはりマクロでは年十万トン程度の主食用米の国内需要の減少が続いており、今後もこの傾向が続くことが見込まれるとあります。

本当は、こういった前情報を踏まえて、食料安全保障という観点から今後の米の需要量はどうなっていくんですかということをお伺いをしようと思ったんですが、まさしく同じような質問を先ほど徳永先生がされておりまして、そのときいただいた答弁が、分析、調査が必要であると、高くても買う人もいる、買えない人もいるということで、この調査に対して時間が掛かるというものでございました。だからこそ、大変恐縮ではありますが、もう一歩踏み込んだ形でお伺いをさせていただければと思います。

先ほどの時間が掛かるということ、私もよく分かります。ただ、この見通しをつくるというのは、今ある需要をどう見通すのか、そして今後増えていく需要をどのように見通していくのか、あるいは減っていくのか、こういった部分かと思います。

ただ、この方向性として、やはり米の減産というのは水田の減少を招きます。食料安全保障上のリスクでもございます。こうしたことを踏まえて、需要の見通しではなくて、需要をどのようにしていきたいのか、そういった農林水産省の姿勢をお伺いできれば幸いです。

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