浅田均 (日本維新の会)

2025年12月4日・第219回国会 参議院 財政金融委員会 第4号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 86 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 141 発言)

今日はそこまでにしておきまして、まだ六百件以上残っていると、ごく僅かしか解決はしなかったということを理解して、次の機会に質問をさせていただきます。

それでは、植田日銀総裁と。この間、十二月一日に名古屋で御講演をされておりますが、その御講演の内容をベースにして質問をさせていただきたいと思っております。

私が、文章でも日銀のホームページで見れますけれども、植田総裁の御発言内容を読ませていただいて、中身、御発言の中で、ゼロ%台半ばと見られる潜在成長率を上回る、年率〇・九%の成長と発言され、それをもって景気は緩やかに回復しているというふうに結論付けられておられます。

ここで御発言になっています潜在成長率を〇・五%、実際の成長率を〇・九%としますと、需給ギャップは〇・八ということになります。プラスの〇・八です。また、潜在成長率を〇・五%としますと、インフレ率は三%ですから、インフレ率というのは予想インフレ率とGDPギャップにガンマを掛けたやつなんですけれども、その和になりますので、予想インフレ率は三%を僅かに下回るものの、ほぼ三%と考えてよいと思います。

予想インフレ率が分かると、実質の利子率が分かります。実質利子率というのは、名目利子率から予想インフレ率を引いたものであります。

ところで、現在の政策金利。名目利子率というのは〇・五、予想インフレ率が三%とすると、実質利子率はマイナスの二・五%ということになります。ここで植田総裁が一番関心を持っておられる経済に中立的な金利、自然利子率をゼロ%近傍と考えますと、二・五%金利上げ余力があるというふうに考えてもよいと思います。

ただし、その名目金利を上げて、今〇・五ですけれど、もう既にまた〇・二五上げるとか報道もされていますけれども、金利を上げるとGDPが減少してしまうという問題があります。この辺りを植田総裁はどのようにお考えになっているのか、お考えをお聞かせいただきたいと思います。

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