黒田秀郎厚生労働省老健局長

2025年11月20日・第219回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 155 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 296 発言)

お答え申し上げます。

介護ニーズ、介護のニーズが高まっていく中で、介護・障害福祉従事者の安全を確保をして、安心して従事できる体制を整えることは非常に重要なことでございます。

介護、障害福祉現場におきましては、利用者による暴力行為等が認知症あるいは強度行動障害の症状として現れる場合がございます。こうしたケースにつきましては、ハラスメント対策とは別に、医療的なケアによる対応や障害特性、環境要因に配慮した対応が必要であるということを認識してございます。

また、こうしたケースの中には、暴行罪など犯罪となり得る行為もございます。法的な手続、対応が必要になる場合もあり得ることから、個々の施設、事業所だけで対応するのではなくて、医師等の他の職種、保険者、事業者団体等のほか、必要に応じて法律の専門家や警察等と連携することが介護・障害福祉従事者の安全確保や法的保護の観点から重要であると考えてございます。

こうした点につきましては、厚生労働省で作成した事業者向けのマニュアルにおいて自治体や介護・障害福祉事業者にも周知しておりまして、引き続きその徹底を図ってまいります。あわせて、改正労働施策総合推進法の内容、現在、労働政策審議会で議論をしている指針等も踏まえまして、本マニュアルの見直しなど適切な対応を講じてまいります。

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