平木大作 (公明党)

2025年12月4日・第219回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 61 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 108 発言)

公明党の平木大作でございます。

まず初めに、私、先日、大臣所信のときにちょっと積み残した質問がありましたので、そこから今日は始めさせていただきたいというふうに思っております。

国際刑事裁判所、ICCが今大変な苦境に立たされております。これは今、アメリカ、ロシア両国から、判事を始めとするICC職員に対して指名手配ですとか入国禁止、あるいは資産凍結と、こういった制裁が実は今、科されておりまして、ICC本体へのこの制裁ということも今検討中ということであります。

これ、最大のまず分担金の拠出国である日本、そして赤根智子所長を輩出する日本として、職員の安全とICCの円滑な運営、しっかりまずは支えていただきたいというふうに思っております。

このICC、これ基本的には、日本が掲げる法の支配に基づく国際秩序、この理念に合致した機関でありますし、また、いわゆる戦争犯罪ですとか人道に対する罪、国際人道法上の司法の強化を担う極めて重要な機関であるというふうに思っています。

一方で、このICCが行う例えば捜査ですとか逮捕状の送付という活動については、これやっぱり、非加盟国のこの主権との間でやっぱりまだ調整が済んでいないところがありますし、何よりも、実際に逮捕状を出しても、逮捕するためのいわゆる執行の手段がないということでありまして、改善すべき点も多いというふうにも思っております。現時点でも、例えばロシアのプーチン大統領に対してこれ逮捕状が出ているわけですけれども、実際には、これ加盟国からの協力も今実際には得られていないわけでありますから、やはりこの執行されることのない逮捕状ですとか召喚状みたいなものを積み上げるというのは、ICCにとってもやっぱり良いことではないんだろうというふうに思っています。

政府として、ICCにより多くの国々がまずしっかり加盟して協力し合っていけるような、そういう環境を整える取組、しっかりお願いしたいと思うんですが、茂木大臣、いかがでしょうか。

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