西村智奈美 (立憲民主党)

2025年11月10日・第219回国会 衆議院 予算委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 139 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 375 発言)

個人的な考えは変わっていませんというふうに総理がお答えになりました。だから、連立の合意書にも書かれているわけですよ、ここは明確な、やはりそこには政治家としての意思、総裁としての意思が表れているわけですので、私の今の質問に対してはちゃんと答えていただきたいなというふうに思うんです。

更にちょっと進みますと、とはいえ高市総理は、旧姓、自分の名前を使いたいというような人の気持ちはやはり分かっておられるんだと思うんですよね。総務大臣の当時から旧姓の通称使用の拡大、つまり、戸籍の名前は変わっても職場や役所で幅広く旧姓を使えるという取組なんですけれども、これについては総務大臣時代から努力してきた、千百四十二の通知、これをやって変えてきたというふうにしてきたので、だから選択的夫婦別姓は必要ないというふうにもおっしゃっておられました。相当進めてこられたということは評価したいんですけれども、やはりまだ不十分なんですよね。

国関係の国家資格や免許に限っても、三百三十二のうち、旧姓だけで表記されるものとして明確なものは四十一件だけです。約半数の百六十四件が、戸籍名に続いて旧姓を括弧書きするということになっています。やっと取った国家資格の証書に自分が本当は使いたい氏名が括弧書きで書かれるというのは、逆に悲しい思いをする方もいるかもしれないと思います。また、金融機関の預金通帳、これはいまだに、旧姓使用可能な金融機関は、全部で五百九十三機関ですけれども、そのうちの二百五十三、五割未満なんです。クレジットカードに至っては、旧姓が使えるというところはほとんどありません。通称使用の拡大は、やはり限定的で不十分なんだと思うんです。

通称使用が拡大してきたから選択的夫婦別姓が不要というふうには、これはなかなか言えないと思うんですけれども、いかがでしょうか。

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