大石あきこ (れいわ新選組)

2025年11月26日・第219回国会 衆議院 文部科学委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 189 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 202 発言)

れいわ新選組、大石あきこです。

本件、愛知・名古屋アジア・パラ競技大会特措法及び決議に反対いたします。

この大会は来年の九月から十月に開催予定だということで、その大会経費が、当初見込みが一千二百億円だったのが三千七百億円と言われ、三倍超に膨張しているということで、これに国費をぶっ込む、そういう特措法ですね。

これは問題がありまして、誘致時に、運営費は国は負担しないとした閣議了解を事後的に特措法で覆すものであり、今後の大型イベントに対してあしき先例となります。ならぬと決議などでもおっしゃっているんですけれども、なりますね。

四百億円をぶっ込むとされているんですけれども、この国費支援というのが、ここも教育がありますけれども、生活、福祉、医療など優先度が高い分野をおいて大会赤字補填に回される、こういうことがこの国で国策として続いていますので、やはりこれは反対しなければならないですね。

つぎ込んでも解決しませんね。予算が、経費が高騰し過ぎて、選手村をやめて節約すると聞きましたが、これは必要なものでしょう、選手にとって。バリアフリーは大丈夫なんだ、クルーザーとかホテルで、まあ詳細は決まっていないけれども大丈夫なんやと言われても、それは無理ですし、何よりこれは大きな犠牲者が二つ生まれます。

一つは、県民ですね、愛知県民。これは、法案の説明者によりますと、県民、愛知県の、財政調整基金八百億円全部取り崩すんだと。千五百億円ぐらいあるんですけれども、そのうちの使えない分を除いた全額ですね、八百億円を取り崩してまだ足りないんだという説明でした。なぜこれで開催しようと思うんでしょうか。愛知県議会でそれは通ったんですかねと言ったら、説明者によると、まだだということなので、愛知県民の議論すら待たずに国会ではしごを外すということがあっていいんでしょうか。

そして、犠牲者がもう一ついると言いました。これは建設の未払い業者ですね。このアジパラでの運営関連の受注を、GLイベンツという今悪名高い業者が何と六百三十億円で受注しているんですよね。

このGLイベンツがなぜ悪名高いかというと、大阪万博。大阪万博で未払いを起こして係争中なのであります。このGLイベンツは、大阪万博で六つのパビリオンを手がけたんですけれども、そのうちの四つで少なくとも未払いということで係争中なんですよ。マルタ館、セルビア、ドイツ、ルーマニアですね。

セルビア館の方は、先月離婚して、八月の、これは建設業者さん、未払いで、物すごい額の、一億円以上の額の未払いになっていて、離婚して、八か月のお子さんと別れないといけないんだというような、そういった、国内の建設業者が未払いで倒産したり家族と離散したりという悲惨なことを招いている業者に六百三十億円、国費でぶっ込むのが四百億円、愛知県民の財政調整基金取崩しが八百億円と、これはちょっと間尺が合わなさ過ぎるでしょうという状況の中で、これは、れいわ以外が賛成ということで本当にいいんでしょうか。

れいわ新選組は反対します。

終わります。

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