この点についても、まさにエコノミスト、経済学者によっても様々な見方の違いがありますし、各国によっても捉え方が違うというふうに言えるかと思います。
御指摘のとおり、例えば金融資産の中にGPIF等の年金積立金を含むか否かについては、これは統計によっても様々であります。例えばIMF、OECDの例を挙げますと、GPIFの年金積立金を考慮しているか否かについては、国、地方部門の純債務残高の算出に当たっては、GPIFの年金積立金は、IMF、OECD、いずれにおいても含まれていない。ただ、一般政府部門の純債務残高の算出に当たっては、OECDの方はGPIFの年金積立金の全額を金融資産に含んでいるんですが、IMFはその一部のみを金融資産に含んでいるなど、違いがある。
いずれにしても、年金積立金については、将来の年金給付のために保有するものであるということに留意すべきだという方もいますので、この点については様々な見方があるのではないかというふうに思います。
46岡岡田悟(立憲)
立憲民主党も経済対策、八・九兆円出しておりますので、是非これは反映をしていただきたい。かつ、予算委員会での質疑になろうかと思いますが、政府の補正予算案よりもよりコンパクトな内容ですぐに即効性のある対策を提案しておりますので、是非御検討いただきたいと思います。
PBも大事なんですけれども、ちょっとこれは飛ばしまして、債務残高対GDP比、この債務についてまず伺います。
高市総理は、純債務についても触れて、様々な指標を用いて多角的に議論をしていくべきだというふうに発言をされましたが、これは総債務と純債務を比較して議論するということの目的がちょっと何だろうと…
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城内実(自民)内閣府特命担当大臣(経済財政政策・規制改革)
お答えします。
グロスのいわゆる総債務残高は、政府が発行する国債等の負債の大きさ、これを示すものでありまして、今年六月の骨太方針二〇二五におきましては債務残高対GDP比の引下げを目指すとともに、今年八月の中長期試算においてお示ししてきたそのものでございます。
一方で、ネットのいわゆる純債務残高、これはグロスの債務残高から金融資産を差し引いたものでありまして、国の財政状況の評価に当たって金融資産の状況を考慮することができるようになるというふうに言われております。
あと、さらに、ちょっと私も調べてみたんですが、それぞれメリット、デメリットございまして、…
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48岡岡田悟(立憲)
まだ決まっていないということ。余り、本質的な問題なのかなということは疑問に思うわけですが、先ほど言及のあった年金積立金、GPIFの積立金ですね。GPIFから政府への寄託金が二百兆ほどあると思うんですが、例えばこれは純資産に含んで差し引くのかどうか。これは、大臣、いかがでしょうか。
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- (上の発言)
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城内実(自民)内閣府特命担当大臣(経済財政政策・規制改革)
この点についても、まさにエコノミスト、経済学者によっても様々な見方の違いがありますし、各国によっても捉え方が違うというふうに言えるかと思います。
御指摘のとおり、例えば金融資産の中にGPIF等の年金積立金を含むか否かについては、これは統計によっても様々であります。例えばIMF、OECDの例を挙げますと、GPIFの年金積立金を考慮しているか否かについては、国、地方部門の純債務残高の算出に当たっては、GPIFの年金積立金は、IMF、OECD、いずれにおいても含まれていない。ただ、一般政府部門の純債務残高の算出に当たっては、OECDの方はGPIFの年金積立金の全額を金融資産に含んでいるんですが、IMFはその一部のみを金融資産に含んでいるなど、違いがある。
いずれにしても、年金積立金については、将来の年金給付のために保有するものであるということに留意すべきだという方もいますので、この点については様々な見方があるのではないかというふうに思います。
50岡岡田悟(立憲)
大臣おっしゃったとおり、年金の積立金はまさに年金の支払いのために積み立てているものですから、これは当然、借金の返済に充てられるものではありません。これをわざわざ総理が言及される目的というのもちょっと分かりにくいんですが。
ちょっと幾つか質問を組み合わせてお尋ねすることになりますが、債務残高対GDP比の考え方におけるGDPは、これは名目なのか実質なのか、どちらになるんでしょうか。いかがですか。
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城内実(自民)内閣府特命担当大臣(経済財政政策・規制改革)
お答えします。
まず、その前提ですが、我が国の財政状況については様々な指標を用いて検証していく、これが大事だというふうには既に申し上げましたが、その上で、債務残高対GDP比、これは、政府が負う債務の規模が、その返済の原資となる税収を生み出す元となる国の経済規模、すなわちGDPに対してどの程度の割合かを示す指標でありますので、財政の持続可能性を見る上で有意義なものでありますが、このため、政府としては、二〇〇六年以降、骨太の方針等において、債務残高対GDP比の安定的な引下げを目指す旨、掲げてきたところであります。
その際の債務残高対GDP比につきましては…
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52岡岡田悟(立憲)
名目ですよね。
これはもう御承知のとおり、今、実質GDPが伸び悩んでいる、名目GDPが伸びている。この差が当然物価上昇率になるわけですが、このまま名目GDPがひたすら伸びていって、債務残高が多少増えても名目GDPの方が増えるということであって、かつ、実質GDPが伸びなければ、いわゆるインフレ税、国民が生活費の増加によって実質的に借金を返す、負担をするような形になるという指摘は前回の委員会でもありましたけれども、実質GDPを伸ばしていかなければ困るわけですね。
じゃ、どうやって実質GDPを伸ばすんですか。名目GDPはほっておいても増えるかもしれませんが…
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