井坂信彦 (立憲民主党)

2025年11月19日・第219回国会 衆議院 内閣委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 116 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 376 発言)

物価上昇を上回る賃金上昇、すなわち実質賃金プラス、そのためには労働生産性を上げるんだという政府の方針は、私はずれていますよと。そういうことを、本日、データを基に一つずつお認めをいただきました。是非、成長戦略の中には、生産性とか投資とか一本やりではなくて、分配率、また価格転嫁、さらには経営陣へのてこ入れ、こういったことをしっかり入れ込んでいただきたいというふうにお願いをいたします。

次に、後半、ソブリンAIについて小野田大臣と議論したいと思います。

今年二月の予算委員会で、ソブリンAIについて相当な時間を取って議論させていただきました。このソブリンAIというのは、外国に依存せずに自国の主権を保ったまま開発、利用できるAIということで、そのために必要な技術、インフラ、人材等々について予算委では提案を申し上げました。

ただ、当時の段階ではソブリンAIについてちゃんと目標を持って実現をするという答弁はなかったわけでありますが、その後、六月の骨太方針にはこう書いてあります。「先端半導体の設計・製造から、サーバーの組立て・運用、」そして「ソブリンAIの開発・利用に至るエコシステムを国内に構築する。」と明記をされたことで、これは大きな前進であり、感謝を申し上げます。

ソブリンAIといっても、どこまで自国でやるのかという範囲には諸説あって、この骨太方針でも曖昧にされております。私は、やはり半導体の製造とか大規模言語モデルの作成だけでなくて、一番根っこのAI用チップの設計、製造だけじゃなく設計そのものも自国でできるようにすべきと二月の予算委員会の頃から申し上げております。

現在、AI用チップは米国エヌビディア製のGPUが世界を席巻しており、アメリカはAI用チップを国ごとに輸出規制をしています。国によっては、AI戦略を立てても、エヌビディアのチップが十分に輸入できずに、AI戦略の実行に遅れが出るのではないかという懸念もされております。

日本は、現在、このエヌビディアに負けないAI用チップを自国で作れるかどうかの瀬戸際にいるというふうに認識をしております。

AI戦略担当、それから経済安全保障担当を兼務をしておられる小野田大臣に伺いますが、アメリカのエヌビディアのチップ、GPUが入手できなくてもAIを利用し続けられるように、国産チップ設計まで含めた、ここまで含めたソブリンAIを国家目標とすべきではないでしょうか。

前後のやりとり

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