物価上昇を上回る賃金上昇、すなわち実質賃金プラス、そのためには労働生産性を上げるんだという政府の方針は、私はずれていますよと。そういうことを、本日、データを基に一つずつお認めをいただきました。是非、成長戦略の中には、生産性とか投資とか一本やりではなくて、分配率、また価格転嫁、さらには経営陣へのてこ入れ、こういったことをしっかり入れ込んでいただきたいというふうにお願いをいたします。
次に、後半、ソブリンAIについて小野田大臣と議論したいと思います。
今年二月の予算委員会で、ソブリンAIについて相当な時間を取って議論させていただきました。このソブリンAIというのは、外国に依存せずに自国の主権を保ったまま開発、利用できるAIということで、そのために必要な技術、インフラ、人材等々について予算委では提案を申し上げました。
ただ、当時の段階ではソブリンAIについてちゃんと目標を持って実現をするという答弁はなかったわけでありますが、その後、六月の骨太方針にはこう書いてあります。「先端半導体の設計・製造から、サーバーの組立て・運用、」そして「ソブリンAIの開発・利用に至るエコシステムを国内に構築する。」と明記をされたことで、これは大きな前進であり、感謝を申し上げます。
ソブリンAIといっても、どこまで自国でやるのかという範囲には諸説あって、この骨太方針でも曖昧にされております。私は、やはり半導体の製造とか大規模言語モデルの作成だけでなくて、一番根っこのAI用チップの設計、製造だけじゃなく設計そのものも自国でできるようにすべきと二月の予算委員会の頃から申し上げております。
現在、AI用チップは米国エヌビディア製のGPUが世界を席巻しており、アメリカはAI用チップを国ごとに輸出規制をしています。国によっては、AI戦略を立てても、エヌビディアのチップが十分に輸入できずに、AI戦略の実行に遅れが出るのではないかという懸念もされております。
日本は、現在、このエヌビディアに負けないAI用チップを自国で作れるかどうかの瀬戸際にいるというふうに認識をしております。
AI戦略担当、それから経済安全保障担当を兼務をしておられる小野田大臣に伺いますが、アメリカのエヌビディアのチップ、GPUが入手できなくてもAIを利用し続けられるように、国産チップ設計まで含めた、ここまで含めたソブリンAIを国家目標とすべきではないでしょうか。
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城内実(自民)内閣府特命担当大臣(経済財政政策・規制改革)
御指摘の点、高い目標を持つということは非常に重要だと思いますので、委員御指摘の点を踏まえて、しっかり検討していく考えであります。
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井坂信彦(立憲)
ありがとうございます。
次に、実質賃金を上げるために、もう一つ別の角度から御提案を申し上げます。
資料の五番を御覧ください。これは、IMDというところが毎年発表している世界競争力ランキングというものであります。毎回、これが出されると、新聞やテレビやまた経済誌などでも大々的に取り上げられる有名なランキングであります。
このIMDの世界競争力ランキング、日本は一九九二年までは堂々たる競争力世界一位でありました。その後、ランキングは下がり続け、現在は三十五位と先進国最低レベルであります。何でここまで下がったのか、一番足を引っ張っているのは何かという議論を…
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城内実(自民)内閣府特命担当大臣(経済財政政策・規制改革)
お答えいたします。
国際経営開発研究所、IMDの世界競争力ランキング、六十九か国・地域を対象に各国のそれぞれの競争力についていろいろなスコアを付しているということでありますが、御指摘のとおり、実際、ビジネス効率性のうち企業の経営手法や管理能力を評価するものとされて、二〇二五年、我が国は六十五位という非常に低い評価がされておりまして、やはり強い経済を実現する上では、御指摘のとおり、企業の経営能力をまず高めることが重要な課題であり、私自身もそのとおりだと思っております。
このため、例えば、先ほど申しましたように、大企業のコーポレートガバナンス・コードを見…
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- (上の発言)
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井坂信彦(立憲)
物価上昇を上回る賃金上昇、すなわち実質賃金プラス、そのためには労働生産性を上げるんだという政府の方針は、私はずれていますよと。そういうことを、本日、データを基に一つずつお認めをいただきました。是非、成長戦略の中には、生産性とか投資とか一本やりではなくて、分配率、また価格転嫁、さらには経営陣へのてこ入れ、こういったことをしっかり入れ込んでいただきたいというふうにお願いをいたします。
次に、後半、ソブリンAIについて小野田大臣と議論したいと思います。
今年二月の予算委員会で、ソブリンAIについて相当な時間を取って議論させていただきました。このソブリンAIというのは、外国に依存せずに自国の主権を保ったまま開発、利用できるAIということで、そのために必要な技術、インフラ、人材等々について予算委では提案を申し上げました。
ただ、当時の段階ではソブリンAIについてちゃんと目標を持って実現をするという答弁はなかったわけでありますが、その後、六月の骨太方針にはこう書いてあります。「先端半導体の設計・製造から、サーバーの組立て・運用、」そして「ソブリンAIの開発・利用に至るエコシステムを国内に構築する。」と明記をされたことで、これは大きな前進であり、感謝を申し上げます。
ソブリンAIといっても、どこまで自国でやるのかという範囲には諸説あって、この骨太方針でも曖昧にされております。私は、やはり半導体の製造とか大規模言語モデルの作成だけでなくて、一番根っこのAI用チップの設計、製造だけじゃなく設計そのものも自国でできるようにすべきと二月の予算委員会の頃から申し上げております。
現在、AI用チップは米国エヌビディア製のGPUが世界を席巻しており、アメリカはAI用チップを国ごとに輸出規制をしています。国によっては、AI戦略を立てても、エヌビディアのチップが十分に輸入できずに、AI戦略の実行に遅れが出るのではないかという懸念もされております。
日本は、現在、このエヌビディアに負けないAI用チップを自国で作れるかどうかの瀬戸際にいるというふうに認識をしております。
AI戦略担当、それから経済安全保障担当を兼務をしておられる小野田大臣に伺いますが、アメリカのエヌビディアのチップ、GPUが入手できなくてもAIを利用し続けられるように、国産チップ設計まで含めた、ここまで含めたソブリンAIを国家目標とすべきではないでしょうか。
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小野田紀美(自民)内閣府特命担当大臣(クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策・人工知能戦略・経済安全保障)
委員御指摘のとおり、我が国が独自にAIを研究及び開発できる能力を強化して、自律性、不可欠性を確保することは非常に重要だと思います。
こうしたことから、AIの開発力を強化していくことに加えて、AIを支えるデータセンター、そして、それを用いるための半導体についても我が国が独自の開発力を強化していくことが重要だと考えており、既に、関係省庁において、高性能AI半導体の研究開発に着手しています。また、これら取組方針については、本年中を目途に策定を目指すAI基本計画に盛り込むべく議論を重ねております。
また、先日開催された日本成長戦略本部においても戦略分野の一つ…
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井坂信彦(立憲)
細かい話は聞かないんですが、この話ももう多分一か月ぐらい前から担当の方とはやっていて、昨日も当局から問合せがあったので、どこまでというところが一番重要で、大臣のお考えだけお聞きをしたいと思いますが。
設計ができないで、設計を他国に頼るということは、要は、やはりエヌビディアのを輸入するしかないということになるんですよ。あるいは、エヌビディアがもし国内で何か作ってくれたら、そういうこともあるかもしれませんけれども。製造は、日本は能力があると思います。ただ、設計能力が今のところなくて、でも、今、国内の企業も頑張っていて、設計できる企業が一つ二つ出始めているん…
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小野田紀美(自民)内閣府特命担当大臣(クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策・人工知能戦略・経済安全保障)
これはAI、半導体に限ったことでなく、サプライチェーンとして自国で完結できるというのは、それは物すごく重要で、安心できることではあります。ただ、現状のできる能力であるとか、それがどういう価格でできるのかとか様々なことを踏まえて、目標だけが先走ってもいけませんが、ただし、高い目標を掲げて、我が国がしっかり優位性を保っていける、そして、自国で知見を持ってAIをやっていけるというところは重要だというのは、先生と認識を一にしているところだと思います。
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