岡本充功 (立憲民主党)

2025年11月26日・第219回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 308 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 335 発言)

時間が限られていますから。もう昨日通告しているんですよ。

カタログ価格ですけれども、マルチスライスのCTで、六十四列のCT、新しいものだと二桁億のものが出ていますよ、十億円以上のものが。

これは、診療報酬でいくと、CTの費用は、報酬で出るお金というのは、読影料も含めて、十六列以上六十四列未満のマルチスライスのCTで九百点、そしてコンピューター断層診断料が四百五十点ということで、この点数です。

これは、診療所でもしペイしようと思ったら物すごくやらなきゃいけない。ここまで高くなくてもやはり数千万。もっと言ったら、ランニングコストが、管球を替えなきゃいけないので二百五十万から三百万ぐらいして、要するにコピー機と一緒ですよ、事務所の。これがランニングコストでずっとかかるわけですね。それに電気代が年間四、五十万かかりますかね。そうすると三百万円程度のお金ですよ。

六年で税法上減価償却になるわけで、そうすると、例えば三千万のCTを買っても、単純計算で一月に何回CTを撮らないとペイしないかといったら、これは結構な回数なんです。答えられる、用意していないでしょう、用意していないですね。これも聞いているんですけれども、どれだけやらないとペイしないかと。

何が言いたいかといったら、やはり、本当に診療所でCTを撮るのか。MRIを撮るのか。

もう今は時代が違うかもしれませんけれども、私が若かりし頃、開業する先輩医師がこんなことを言っていました。レントゲンが数千万だ、買うのに。CTを買うとレントゲンがおまけでついてくる。MRIを買うとCTがおまけでついてくる。そういう価格差があって、要するに、開業するのに、そのぐらいのお金を皆さんかけて開業する。

昨日、参考人が言っていましたよ、目つきが変わったと、経営者の。物すごい危機感を持っている。お医者さんはみんな、一生懸命医学の勉強をして医師になっているけれども、そんなに経営学の勉強をしているわけじゃないです。医学教育課に来てもらっているけれども、経営学の講座というのはないですよね。聞いたことがない。

それで、そういう意味で、経営の話になかなかたけているわけではない中で、例えばこのCT、MRI、本当に診療所に必要なのか。これは病院で撮るものなんだというふうにしていくということでも十分できるんじゃないか。

年間、大体、診療所で撮られているCT、MRIがどのくらいあるかというのも、データもあるようです。今日はちょっと披瀝しませんけれども、そういうのも見ながら、やはり、もちろん今ある機械をいきなり駄目ですよということはできないかもしれないけれども、六年で減価償却が終わるということを見据えれば、一定程度の方向性を示していって、やはり、過度な診療所へのいわゆる初期投資が、こんなことを言っちゃ失礼かもしれませんけれども、本当に必要かどうか分からないCTの撮影につながっているんじゃないかという懸念も持つし。

もう一つは、私、自分が今研修医の子を教えることもあるんですね。研修医の子も、もうCTに頼り切っている。だから、CTがなくても診断ができるような、そういう医師がいることが、それこそやはり僻地医療にも役に立つわけです。そういうことを踏まえて、是非在り方を検討していただきたい。

最後に、大臣に私の私見についての感想を求めて、質問を終わりたいと思います。大臣です。

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