高見具広独立行政法人労働政策研究・研修機構主任研究員

2025年2月5日・第217回国会 参議院 国民生活・経済及び地方に関する調査会 第1号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 38 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 105 発言)

貴重な御意見及び御質問、誠にありがとうございます。

私が今の御意見、十分集約できていないところはありますが、格差の問題というか、委員が中間層というお話もありましたが、そういう社会における格差の現状認識だというふうに私は受け止めました。その中でどういうふうにしていくかと。

確かに、おっしゃるように、現状、格差には、もちろん経済格差の面で見ますと、例えばジニ係数なんかを見ますと、もちろん大きく上昇しているということはありません。名目のジニ係数上がっているのは高齢化の影響というか、いろいろ人口の構成の変化というのもありますので、一概に格差が拡大しているというふうには捉えることはできません。

ただ、統計によって、中間層が減少していると、言わば二極化、所得の二極化が起こっているんじゃないかというふうな数値を示すところがあって、それについてはやっぱり危機感を持っております。

その格差の問題と、客観的な格差の問題とともに、人々がそれをどう受け止めるかというのが、私、社会学専攻ですけれども、大事だというふうに思っておりまして、言わば格差感といいますか、人々がまあそれでも自分は頑張って成功しようと思えるのか、こんな社会では駄目だ、やっぱりこの社会に対してもう諦めというか悲観的な認識を持ってしまうと、やっぱり世の中としては活性化しない、もう個人としても良くないしというのがありますので、今はそれはどうなるか、客観的な格差とともに、人々の認識、私は結構注意して見る必要があるというふうに思っているところでございます。

十分なお答えになるか分かりませんが、以上でございます。

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