ありがとうございます。
民間人の附帯被害の問題というのは、こういう戦争に関わる問題若しくは軍事力行使に関わる問題においては、どこの局面においても極めて悲惨な、非常に心を痛めるような問題であることは言うまでもございません。
我々日本として見て、日本もジュネーブ諸条約の追加議定書に参加していますけれども、これはたしか、私の記憶が正しければ、イラクに自衛隊を派遣する際に、国際基準に合わせた形で活動しなければいけないということを前提に条約に加盟したものでございまして、この加盟においては、これはそれこそバックグラウンドで聞くような話なのかもしれませんけれども、外務省も防衛省も驚くほど、議論が国会でないままこの条約の批准が通ってしまったということがあったと思います。
要は、もちろんこれは、皆さん、議員の皆様がこの問題について無関心であったりであるとか、ジュネーブ諸条約を一〇〇%受け入れたがゆえにそういう議論がなかったということを申し上げたいのではなくて、この条約の中で恐らく様々な問題がこの後も起きていくと思います。
自衛隊が戦争をする、まあ日本が戦争をする国になったかどうかというのは恐らく政治的にいろんな判断のあるところだとは思いますけれども、ただ、現場で実際のそういう行動、戦闘行為に関わらざる得ない防衛省・自衛隊にとってみるとこれは極めて深刻な問題でございますので、戦争するしないはともかくとして、今のジュネーブ諸条約の議定書を自衛隊がいかに守り、守ることができ、民間人の附帯被害を最小限にすることができるかということについての議論が、特にこの参議院において活性化されることを期待しております。
82
杉尾秀哉(立憲)
もう時間ですかね。
本当は、最後に越智参考人に、ICCの所長が日本人になられたので、ちょっと日本としてどういうことが何かできるんだろうということを伺いたかったんですけど、ちょっと時間なので、この辺でやめさせていただきます。
ありがとうございました。大変、越智先生、済みません。
以上です。
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83
猪口邦子(自民)
伊波委員。
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84
伊波洋一政府参考人など
済みません、二巡目で質問させていただきます。
佐藤参考人だけに質問したいと思いますが、今日の資料の中にもあります民間人附帯被害の問題というのがあります。これは、ジュネーブ諸条約第一追加議定書等で、やっぱり住民に被害を与えてはいけない。で、日本は、実は九条があって、そういうことを考えない世界で、二〇〇四年にこれを批准をしたということで。というのは、戦争しない国がする国になろうとしてきたわけですね。
もうそれで、この十年間で完全に戦争する国になっていまして、今、防衛省では配備するミサイルのその附帯被害について今一生懸命考えているというようなことが聞こえま…
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- (上の発言)
85佐佐藤丙午拓殖大学教授
ありがとうございます。
民間人の附帯被害の問題というのは、こういう戦争に関わる問題若しくは軍事力行使に関わる問題においては、どこの局面においても極めて悲惨な、非常に心を痛めるような問題であることは言うまでもございません。
我々日本として見て、日本もジュネーブ諸条約の追加議定書に参加していますけれども、これはたしか、私の記憶が正しければ、イラクに自衛隊を派遣する際に、国際基準に合わせた形で活動しなければいけないということを前提に条約に加盟したものでございまして、この加盟においては、これはそれこそバックグラウンドで聞くような話なのかもしれませんけれども、外務省も防衛省も驚くほど、議論が国会でないままこの条約の批准が通ってしまったということがあったと思います。
要は、もちろんこれは、皆さん、議員の皆様がこの問題について無関心であったりであるとか、ジュネーブ諸条約を一〇〇%受け入れたがゆえにそういう議論がなかったということを申し上げたいのではなくて、この条約の中で恐らく様々な問題がこの後も起きていくと思います。
自衛隊が戦争をする、まあ日本が戦争をする国になったかどうかというのは恐らく政治的にいろんな判断のあるところだとは思いますけれども、ただ、現場で実際のそういう行動、戦闘行為に関わらざる得ない防衛省・自衛隊にとってみるとこれは極めて深刻な問題でございますので、戦争するしないはともかくとして、今のジュネーブ諸条約の議定書を自衛隊がいかに守り、守ることができ、民間人の附帯被害を最小限にすることができるかということについての議論が、特にこの参議院において活性化されることを期待しております。
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伊波洋一政府参考人など
私、外交防衛委員会にもおるんですけれども、今日、石破総理の訪米報告の本会議がありまして、南西諸島における米軍といいますかね、日米の関与をより多くするということに対する質問がありまして、どういうことなんだと聞いたら、要するに演習をここでやりますよということなんです。でも、二〇二二年、二三年、二四年と、本当に以前と違って、本当に全国的な演習が今、日本で行われています、日米の演習が。それはいわゆる中国との戦争なんですけれども、そのために例えば沖縄では、南西諸島の四十の島々を攻撃拠点にするという日米合意の下での戦争計画が作られたということでももうある程度確定され…
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87佐佐藤丙午拓殖大学教授
私はそんな、政府の微に入り細に入りの細かい情報を存じ上げているわけではございませんので、極めて一般論として申し上げたいと思いますけれども、外交においては相手に対してどういうメッセージを発するかというのが極めて重要でございます。
外交においては、これは戦争、外交と戦争を対置させる主張もありますけれども、私はそれは正しくないと思っておりまして、やはり国際社会の中における外交というのは極めて重要な手段だと思っております。第一義的に考えるべき手段だと思っております。
しかしながら、外交にはその中で交渉をするという局面がありまして、交渉する際には相手に対して何…
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伊波洋一政府参考人など
ありがとうございます。
こういうことがあるということをみんなが知っていく中で議論をして、戦争ではない道にやはり向かっていこうと私自身は思っておりまして、是非皆さんにもこういうことが今起きているよということだけは知っていただきたいと思いまして質問いたしました。
ありがとうございました。
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