楠正憲デジタル庁統括官

2025年4月25日・第217回国会 参議院 地方創生及びデジタル社会の形成等に関する特別委員会 第6号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 46 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 173 発言)

お答え申し上げます。

標準化、ガバクラ移行後の運用経費の増加につきましては、デジタル庁にも多くの自治体から御懸念の声をいただいておりまして、課題として重く受け止めているところでございます。

情報システム運用経費の増加要因、これは自治体ごとに様々でございまして、デジタル庁といたしましても実態の把握や増加要因の個別分析に努めているところでございますけれども、まずは各自治体においても事業者の見積書の内容をしっかりと精査いただくという必要はあるというふうに考えております。

そのため、デジタル庁といたしましては、事業者に対して見積内容を自治体に丁寧に説明することを要請するとともに、今月十月には、見積書の内容を精査いただく際の観点を端的にまとめた資料として、見積りチェックリストを各自治体に対して発出をしたところでございます。また、各自治体での見積精査が難しい場合には、御依頼に応じて見積精査支援を実施しているところでもございます。さらに、これまで、移行後の経費、運用経費を抑制できるように、クラウド利用料の大口割引等の提供やクラウド最適化支援などに取り組んでまいりました。

その上で、自治体の情報システムの運用経費については、自治体が現行システムで負担する運用経費に相当するものであることなどを踏まえまして、各自治体が負担することが基本とはなりますけれども、ガバメントクラウドの利用料等の増加分については、デジタル庁で把握しているガバメントクラウドへの移行状況等を踏まえて所要の地方交付税措置が講じられることとなっております。

また、今後、地方三団体の御意見等も伺いながらこのシステム運用経費問題に対する対策を早急に取りまとめることとしておりまして、早速、二十三日には国・地方デジタル共通基盤連絡協議会ワーキンググループにて議論が開始されておりまして、引き続き、関係省庁とも連携して対応してまいりたいというふうに考えております。

前後のやりとり

42の発言を見る

50の発言を見る