高橋基樹京都大学名誉教授/神戸大学名誉教授

2025年5月9日・第217回国会 参議院 政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会 第5号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 18 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 89 発言)

先ほど申し上げましたとおり、私ども特に中高年以上の人間が想像しているよりも、アフリカの人々はアニメやコミックスあるいはゲームを通じて、まあこれは非常に、教育を受けて英語がしゃべれたり、英語で漫画が読めるとかそういう層に集中している部分はありますけれども、かなり日本というものは浸透しております。同時に、例えば中古車ですとかそういったもので、日本のものというのはやはり質が高い、日本の電気製品、新品を買いたいけれども、それはなぜかといえば非常に長もちをするし、丈夫だし、機能もいいと、そういうふうに言われますが、高過ぎて買えないという意見がございます。

もうちょっと我々は自信を持って日本のアフリカにおける役割、これをアフリカ人がちゃんと、アフリカの人々が区別しているかよく分かりませんが、そういうことに今までのTICADの役割はかなり大きな部分で貢献をしてきたと思います。アフリカと日本を近づける、これは日本にとって、そしてアフリカにとって、さらには世界にとってとても大事なことであり、中国や韓国、東南アジアの国々が日本の後を、言ってしまえばまねをして、同じようなものを開いてきている。この意義をまず強調していただきたいというふうに思います。

同時に、TICADを応援するときは、できればアフリカに浸透している日本というものを是非日本の国民の方々に紹介していただきたい。我々、特に私のようにもう六十を過ぎて定年を過ぎた人間は知らないようなコミックスを、アフリカの若者は本当によく知っています。こうしたことが浸透している、そういったことを是非いろんなルートを通じて紹介をしていただきたいというふうに思いますし、また、日本のODAがいろんな工夫をして進歩している、この跡を是非紹介をしていただきたいというふうに思います。

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