高橋秀誠厚生労働省大臣官房審議官

2025年3月25日・第217回国会 参議院 政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 80 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 174 発言)

お答えいたします。

沖縄県の新規学卒就職者の就職後三年以内離職率が全国平均よりも高くなっているという御指摘でございますが、その背景といたしましては、新規高卒者につきましては、沖縄県では就職活動の開始時期が全国に比べまして遅くなっている傾向がございまして、また企業側も求人票の提出が遅いという傾向が見られるところでございます。このことから、応募先企業の研究あるいは理解が不十分なまま就職してしまいまして、離職につながりやすくなっているということが考えられるところでございます。また、新規大卒者につきましても同様に、応募先企業の研究でございますとか理解が不十分なまま就職していることが考えられまして、沖縄労働局が就職後三年以内離職者の方を対象に実施したアンケート調査におきましても、仕事が自分に合わなかったという回答が最も多くなる結果となってございます。

このため、厚生労働省といたしましては、沖縄労働局、ハローワークにおきまして沖縄県教育委員会や学校と連携いたしまして、新規高卒者につきましては、企業情報の収集や応募先企業の研究を十分に行う時間を確保するために、就職を希望する生徒さんやその保護者に対して早めの就職活動開始の重要性について周知いたしますとともに、経済団体や個々の求人企業に対しましても高卒求人のハローワークへの早期提出等の要請を行っておるところでございます。また、新規大卒者につきましても、大学のキャリアセンターと連携を強化しまして、担当者制による個別相談支援でございますとか就職後の定着支援など、学生のニーズに対応したきめ細かな就職支援に取り組んでいるところでございます。

加えまして、離職された方に対しましても、新卒応援ハローワーク等におきまして、職員による丁寧な職業相談のほか、自己理解や業界研究等の就職活動に役立つセミナーでございますとか模擬面接、企業マッチング説明会を実施するなど、再就職に向けたきめ細やかな支援に努めているところでございます。

今後とも、こうした取組を通じまして、新規学卒者に対する職場定着支援でございますとか離職者に対する就職支援に取り組んでまいる所存でございます。

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