飯田哲也特定非営利活動法人環境エネルギー政策研究所所長

2025年3月13日・第217回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 181 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 231 発言)

御質問ありがとうございます。

生成AIデータセンターそのものに、そこだけを見ると、そこは増える要素だと思います。

ただ、もちろんそれが、先ほどあったようなアイルランドとかデンマークとか、とりわけアメリカのように、もうそこのデータセンターの集中度合いがどこまで日本に来るのかに増え方が関わると思いますが、あと、まさにおっしゃったとおり、それは生成AIデータセンターだけの話であって、残りのそれ以外の電力に関しては、基本的には減っていく要素が日本、相対的には大きいと思います。ただ、先ほどの電気自動車、これ一朝一夕で変わらないんですが、全てこの瞬間に今電気自動車に変わったとすると、大体電力は一割ぐらい増えます。

もう一つは、ヒートポンプです。いわゆる家庭でエコキュートと言われるやつですね。エアコンもそうなんですが、エコキュートの方がよりいいかもしれませんけれども、これはガスとか灯油を熱に変え、効率的に熱に変えていくと。実は、一つは電力化というのが全体として進んでいるので、生成AIは需要側なんですが、システム全体の電力が電気自動車とヒートポンプで増える要素というのが一方であると。

でも、日本全体は少子化、それからエネルギーの効率化がまたどんどん進むと。LEDに替えるだけでも電力は、その照明は五割ぐらい、ここはどうなんだろうという感じですけれども、白熱球からは十分の一、蛍光灯でも半分に下がりますし、もう家電の効率はどんどんどんどん上がっているので、全体としてはせいぜい横ばいぐらいで、もう十分やっていけるんじゃないかなというのは個人的な感想としてはあります。

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