下野六太 (公明党)

2025年3月27日・第217回国会 参議院 予算委員会 第13号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 123 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 227 発言)

公明党の下野六太でございます。

まず冒頭に、日本全国で相次ぐ山林火災、大船渡、岡山、今治、宮崎で相次いでいる山林火災、ここで懸命に消火活動に従事しておられる皆様方に心から敬意を表しますとともに、避難を余儀なくされている被災者の皆様に心からお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い鎮火をお祈りしております。

それでは、早速質問に入らせていただきたいと思いますが、総理とは三月六日の予算委員会の中で引きこもりについて質問をさせていただきまして、温かな総理の答弁に関係の皆さんが大変喜んでいるところであります。

そこで、前回の質問の中でも触れましたが、推計で、内閣府の調査によると推計で百四十六万人と言われている十五歳から六十五歳までの引きこもりの当事者の数、これを私は重く見る必要があるのではないだろうかというふうに思っております。

これがなぜここまで大きな問題になったのかということを私なりに考えてみたんですけれども、私も、誰かに意地悪をした、誰かに冷たい仕打ちをした、その結果、その方が引きこもることになったという経験は私もありません。恐らく、皆様方にもほとんどないと思います。しかし、直接的な責任はないにせよ、社会を構成する一人として、この問題は間接的にやはり責任は私たちもしっかり感じていくべき問題ではないかと、私はそのように捉えていくべきではないかと思っております。真の思いやりとは何か、優しさとは一体何だろうかということをこの機会にしっかり考えていかねばならないのではないかと思っています。

総理がおっしゃっておられる楽しい社会、楽しい日本、これは一人だけの、自分だけの喜び、自分だけの楽しさにはないと思います。周りの人が苦しんでいる、つらさを味わっている中に自分だけの幸福は私はないと思いますので、ですから、多くの周りで苦しんでおられる、つらさを味わっているような方々、そういった方々に手を差し伸べていく、これが私は重要ではないかと思っておりますが、この中にあって私は、この引きこもり問題については、緩やかなおせっかい、これが大事なんじゃないかなと思っています。

要するに、若者サポートステーションに見られるように、就労ありきですよというような形で、働くということを前提にしたということよりも、これは選ぶことができるというような形が私の言う緩やかなおせっかいになるかと思います。いろんな形で、家にいるということも選択をできるし、外に出るということも選択もできるというようなことをもうしっかりとつくっていかねばならないというふうに思っています。

冷たい社会とまでは言い切れないと思いますが、温かい社会とも言えないような今の日本を、本当にやはり苦しんでおられる方々に手を差し伸べていくというような形で考えていかねばならないのではないかと思っておりますが、総理が考える引きこもりの定義と、引きこもりの方に対する支援についての理念をお伺いしたいと思います。

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