三上えり (立憲民主党)

2025年3月18日・第217回国会 参議院 予算委員会 第9号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 89 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 290 発言)

何度も繰り返されるその答弁なんですけれども、NPTだけでは核兵器を含めた軍拡が危ぶまれることも考慮されて世界各国が取り組んでいる、これ核兵器禁止条約でございます。

私は、この中で、国会議員会議において、核抑止は安全保障になり得ないことを強く訴えました。十四か国二十二人の国会議員が討論いたしました。

今回のこの会議はどういう意義があるのか。日本が昨年、ノーベル平和賞を受賞しました。そして、今年が被爆八十年であることを特に、行って肌で感じたんですけれども、日本の存在が大変注目される締約国会議であったことを重ねて申し上げます。

個人的なことを申し上げますと、私は、広島のテレビ局で報道記者としても勤めてまいりました。多くの被爆者の方々を取材して番組を制作し、多くの被爆者の方々がお亡くなりになりました。去年、そしておととしもそうです。その思いをしっかりと伝えていかなくてはならないと活動してまいりました。

この会議では、これまで取材でお世話になった被爆者の一人、核兵器禁止条約の成立に尽力されたカナダ在住の被爆者のサーロー節子さんもいらっしゃいました。久しぶりの再会でした。現在九十三歳でいらっしゃいます。

サーローさんは、第三回締約国会議に日本政府がオブザーバー参加しなかったことに対して、囲まれた記者団に対しこう答えました。はらわたが煮えくり返る、怒りでいっぱいだと。ほかにも、今回面談させていただいた国際NGO、ICANのメリッサ・パーク事務局長を始め、国連の中満事務次長、各国から集まった国会議員、NGO関係者、多くの方々からの落胆の声も聞かれました。

でも、そうは思っていない私たちがいるんだということも強く申し上げました。締約国会議へのオブザーバー参加については、昨年から多くの同僚議員がこの委員会や本会議で繰り返し日本政府の参加を訴えてまいりました。しかしながら、石破総理は、これまで多くの国がオブザーバー参加をしており、どのような発言をして、それがどのような議論に寄与したかということをよく検証したいということを答弁して、先送り先送りにしてまいりました。

日本は世界で唯一の戦争被爆国です。リーダーシップを取るべきではないかと、国際社会において、そう思いますが、大臣、取るべきだと思われますでしょうか。

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