少し御通告いただいているものの先取りになるかもしれませんけれども、まず、検察官も同じように、証拠によって判断することができるという法律の建前、立て付けにはなっておりますけれども、他方で、先生がおっしゃられましたように、証拠書類や証拠物が電磁的記録の場合に検察官の選択という形になっておりますけれども、オンラインの方法や電磁的記録を複写する方法によって証拠の開示が可能になって、そのことは弁護人の防御準備における利便性の向上に資しますし、まさに法律が目指す方向ということになると思います。
その上で、先ほど大臣の方からもありました、若干やっぱり電磁的記録特有のリスクというのもありますので、それには対処できるようにしておかなければならないという要請もあります。
そうした中で、基本的には検察官がまず裁判所に提出する証拠は、まず基本的に検察官が弁護士さんにお渡しすることになりますので、それに当たっては、先ほど申しましたような弁護人の防御準備の利便性を図るという観点からしますと、できる限りオンラインの方法によって電磁的記録を複写する方法により証拠開示を認めていくのが望ましいと私どもも考えておりまして、現在そういう方向で制度設計を進めております。
そういう意味では、裁判所で使われる資料というものについては、検察庁から弁護人に対して開示する際に、なるべく電子データで、かつセキュリティーを守る必要がありますので様々な工夫は必要になると思っておりますけれども、簡便な方法でお届けできるような、そういう方向を目指すというのはまさにそのとおりでございまして、それをやることによって、基本的には先生がおっしゃった公開になっている法廷で現れている証拠というものは、繰り返しになりますが、最初の段階で検察官から提出証拠は、裁判所に提出する証拠は弁護人に開示しますので、その段階でできる限りオンラインの方法によるという方向で今検討しているということでございます。
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川合孝典(国民)
許可されないのは損なわれるおそれがあるからということですよね、元々の現行法では。証拠物が毀損されないように、要は裁判長が許可するかどうかを決めるというのがそもそもの前提だったわけで、その前提が変わっているという理解ですか。
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131森森本宏法務省刑事局長
実務の運用では、実際には例えば、ちょっと話が若干それるところもあるかもしれませんけど、閲覧だけとなって、原則閲覧となっているものについても、基本的にはほぼ謄写を認めているというような運用が、記録全体について、今の運用かと思います。
そういう中で、時代の背景として、例えばですけれども、証拠物の中に、デジタル化の場合も同じですけれども、やっぱり、例えば性被害に関係するものであるとか、そういうものとかもやっぱり含まれていて、その破損だけではない、そういったものでこれは許可できないなというものがあれば、やはりそういうものについては閲覧、謄写が許されない場合、謄…
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川合孝典(国民)
質問して余計ちょっと分からなくなったんですけれども、問いの二の方の御答弁に関わることを今刑事局長おっしゃっていただきましたので、電磁的記録を謄写をする、例えばコピーの話一つ取りましても、要は、コピー、謄写するのは構わないとおっしゃっていますけれども、今回の法改正の目的が迅速化と同時に裁判費用の削減ということも挙げられていて、これは直接、弁護士の先生方はよく御承知のことかと思いますけど、裁判に関する資料を謄写するのに何十万枚もコピーして、コピー代だけで何百万も掛かるといったようなことが現実として起こっているということを踏まえて、閲覧、謄写をどう取り扱うのか…
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- (上の発言)
133森森本宏法務省刑事局長
少し御通告いただいているものの先取りになるかもしれませんけれども、まず、検察官も同じように、証拠によって判断することができるという法律の建前、立て付けにはなっておりますけれども、他方で、先生がおっしゃられましたように、証拠書類や証拠物が電磁的記録の場合に検察官の選択という形になっておりますけれども、オンラインの方法や電磁的記録を複写する方法によって証拠の開示が可能になって、そのことは弁護人の防御準備における利便性の向上に資しますし、まさに法律が目指す方向ということになると思います。
その上で、先ほど大臣の方からもありました、若干やっぱり電磁的記録特有のリスクというのもありますので、それには対処できるようにしておかなければならないという要請もあります。
そうした中で、基本的には検察官がまず裁判所に提出する証拠は、まず基本的に検察官が弁護士さんにお渡しすることになりますので、それに当たっては、先ほど申しましたような弁護人の防御準備の利便性を図るという観点からしますと、できる限りオンラインの方法によって電磁的記録を複写する方法により証拠開示を認めていくのが望ましいと私どもも考えておりまして、現在そういう方向で制度設計を進めております。
そういう意味では、裁判所で使われる資料というものについては、検察庁から弁護人に対して開示する際に、なるべく電子データで、かつセキュリティーを守る必要がありますので様々な工夫は必要になると思っておりますけれども、簡便な方法でお届けできるような、そういう方向を目指すというのはまさにそのとおりでございまして、それをやることによって、基本的には先生がおっしゃった公開になっている法廷で現れている証拠というものは、繰り返しになりますが、最初の段階で検察官から提出証拠は、裁判所に提出する証拠は弁護人に開示しますので、その段階でできる限りオンラインの方法によるという方向で今検討しているということでございます。
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川合孝典(国民)
今の御説明を聞いていると合理的な御説明だと思うんですけど、法律の条文がそうなっていないから、じゃ、一体何なんだということになるわけで、そのことを指摘させていただきます。
と同時に、裁判長の、裁判所の判断を仰いで閲覧や謄写の決定がなされるということになると、手続上の問題として、弁護士さんの方から謄写の申請があるたびに毎回検察と裁判所が相談してということの繰り返しが起こることにもなりますので、むしろその刑事手続の遅延を招きかねないのではないのかという現場からの御指摘の声があるんですけど、そういうことにはならないという理解でよろしいんですか。
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135森森本宏法務省刑事局長
検察官の立場と弁護人の立場で見方の違いがあるところはあるかもしれませんけれども、今申しましたように、裁判所で公開を前提にして提出する証拠につきましては、裁判所に提出された後にそれをどういうふうに裁判所が取り扱うかという規定が、この刑事訴訟法自体がまず裁判所がどうするという規定から始まっているものですからそうなっておりますけれども、ここは裁判所の許可ということになりますが、一般的には、検察官からまず公判が始まる前の段階でお渡しするということになって、その中に、例えば先ほど申し上げたような性犯罪とかでこれはちょっとというものはまた交渉とか出てくる場面があると…
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川合孝典(国民)
いや、最初からそう書いておいていただければ分かりやすいんですけどね。
先ほど大臣の御答弁の中にも、要は開示できないような記録等もありということをお触れになって、刑事局長も先ほどおっしゃいましたけど、昨日の、私、代表質問でも申し上げたとおり、例えば性犯罪の動画だとか映像、写真だとか、そういったものについては開示することが個人のプライバシー侵害に関わるという御指摘、そのとおりだと思うんですが、ならば、そういったおそれのあるものについては、要は、謄写、失礼、裁判所の許可を要するということをそもそもその事案ごとに検察の方から要は前提として最初にタグ付けをしてお…
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