2025年3月24日・第217回国会 参議院 文教科学委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 162 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 167 発言)

劇場の再開場、これを本当に楽しみにしていらっしゃる人もいるんです。その施設の周りの飲食関係者の人も本当にお客さん戻ってくるの待っているんです。どうかしっかりとした見通し、そして検討を丁寧に丁寧に行っていただきますよう、よろしくお願いを申し上げます。

関係ない話と言われるかもしれませんが、地方からもこれ悲鳴が届いているんですよ、やっぱり。市民会館だったり文化センターなどが改修時期を迎える中、適正規模の小ホールなどの需要が軽視されて、地方の芸術家が困っています。

愛媛県松山市では、老朽化した松山市民会館の閉館が見込まれていて、代替施設として市から五千席規模のアリーナの整備方針、これが示されたのに対して、市内のピアニストさんたちから懸念の声が上がりました。音楽活動や演劇などに必要な施設の機能あるいは規模というものは多種多様であって、アリーナではクラシックの演奏会に必要な残響や音の良さということが確保できません。私も音楽大学の声楽家卒業生として、本当にプレーヤーとして、どのくらい、オペラのアリアを歌うと、もうホールの規模によって全く違うんですね。そういったところ、まあ中条議員もきっとそのホールの大切さというのは分かってくださると思うんですけれども、このピアニストの方々に本当に心から共感します。

松山市では、こうした声も受けて、引き続き検討がされているようなんですけれども、先ほども申しましたが、芸術に大は小を兼ねるという理屈が通らないところはあります。大きければいいわけでもないんです。適正な規模、そして内容に適したホールの環境の設備で優れた実演が行われていること、これが大切なことではないかと思います。

こうした地方における小中規模の施設も含めた実演場所の確保について、国、文化庁は本格的な何か解決策というのを考えているんでしょうか。考えているものがあればお示しください。お願いします。

前後のやりとり

158の発言を見る

166の発言を見る