公明党の平木大作でございます。当委員会、初めての質問をさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
全く自分自身にとってもなかなか知見のない実は分野なんですけれども、委員会室の中に、もう本当に教育の現場に携わられてきたり、あるいはこの分野で長年御活躍をされてきた委員の皆さんいらっしゃいますので、そういったところをしっかり御指導いただきながら質問させていただきたいというふうに思っております。政府の方でも、ちょっと素人質問のところがあるかと思いますけれども、大きな心で受け止めていただけたらというふうに思っております。
それでは、早速質問移らせていただきたいんですが、まずはちょっと私自身の個人的なこの見聞の中で感じているところから質問をちょっと始めさせていただきたいというふうに思っております。
実は、先週、院の御了解をいただいて、私も一週間ニューヨークに行かせていただいておりました。国連本部の方で核兵器禁止条約の締約国会議が行われるということで、吉良先生とも御一緒させていただきながら、一緒にいろいろ経験させていただいたんですが。ニューヨークにいる間に、かつて私もアメリカの銀行におりまして、その昔の同僚が今ニューヨークで暮らし、働き、そして子育てをしているということで、どうしても会いたいなと思って、ちょっと時間を見付けて会ってきたんですけど。何で会いたいかと思ったかというと、実は前回お会いしたのがもう七年ぐらい前なんです。そのときに、ニューヨークの暮らしを聞いたときに彼女が言っていたのは、物すごい子育てがしにくいという話を盛んにされていたんですね。その後どうなっているかなと思って、実はお伺いしたいなと思って行ってきました。
どの辺が子育てしにくいのかということについてなんですけど、当時、彼女、小さなお子さんを育てられていて、幼稚園、ニューヨークでどこに入れるかということが本当大きな問題だったと。もういろんなところを見て歩いたんだけど、もう、例えば、行ってみて、もう設備から学校の先生からクラスメートからもう子供たちから、ここ絶対入れたいなみたいなところもあれば、もう本当にここは何か地震とかあったらそれこそ崩れちゃうんじゃないかとか、あるいは、ちょっと表現が難しいんですけれども、お子さんの人種構成とか、やっているこの教育の感じとか含めて、ちょっとここは入れたくないなと正直思ってしまうようなところもたくさんあって、端的に言うと、もう本当に払う学費に応じてしか教育が受けられないという状況を幼稚園の段階で、就学前のこの教育の段階で見せ付けられてしまって、どうしたらいいんだという思いに駆られていると、こんな話をされていました。
ちょうど日本でいわゆる幼保無償化の議論をしていたときで、そんな話を、日本では今こういうことが議論になっているよということを言ったら、ちょうどニューヨークの市長選でも同じテーマで争われているんだと、だけど誰も関心を払っていませんと。要は、この公立の学校、これ幼稚園とかも含めて、公立の学校を幾ら無償化してもらっても入れようと思わないから、全くもってみんなの中で争点になっていない、こんなことを聞いていたわけであります。
改めて今回、もう一回行って、七年ぐらいたったので、実はお子さんがもう中学校に上がったということでした。早いなと思いながら、じゃ、小学校の間はどうでしたかということを聞きましたら、やっぱりもう大変だったと。要は、自分の住んでいる地域がそれほどいい地域ではないと、ちょっと謙遜を含めておっしゃっていましたけれども、そのことから、やっぱり公立はもうそもそも選択肢に入りませんでしたと。近所のコミュニティーの人とも、公立の小学校に入れるのはもう危ないよというふうに言われて、そもそも選択肢じゃなかった。じゃあということで、別にぴかぴかのところに入れたわけじゃないんだけれど、私立の小学校入れて、一年の学費が三万ドルだそうです。日本円で四百五十万円を超えちゃう。これ、もう別に、何というか、すごくリッチなとか物すごい稼ぎまくっているわけじゃないんだけれども、そもそもそれしか選択肢がないということをおっしゃっていて、改めて日本はいいなと言われたんです。
そこで、ちょっと是非、いわゆるこの教育の質ということとこの費用負担の在り方、この点について、あべ大臣、アメリカでも様々教育を受けてこられたという御経験もあるかと思いまして、こういう、この関係についてどのような御見解あるのか、まずお伺いしたいと思います。
102
堂故茂(自民)
午後二時四十分に再開することとし、休憩いたします。
午後零時二十二分休憩
─────・─────
午後二時四十分開会
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103
堂故茂(自民)
ただいまから文教科学委員会を再開いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日、梅村みずほさん、水岡俊一さん及び赤池誠章さんが委員を辞任され、その補欠として中条きよしさん、村田享子さん及び北村経夫さんが選任されました。
─────────────
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104
堂故茂(自民)
休憩前に引き続き、教育、文化、スポーツ、学術及び科学技術に関する調査のうち、文教科学行政の基本施策に関する件を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
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- (上の発言)
105
平木大作(公明)
公明党の平木大作でございます。当委員会、初めての質問をさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
全く自分自身にとってもなかなか知見のない実は分野なんですけれども、委員会室の中に、もう本当に教育の現場に携わられてきたり、あるいはこの分野で長年御活躍をされてきた委員の皆さんいらっしゃいますので、そういったところをしっかり御指導いただきながら質問させていただきたいというふうに思っております。政府の方でも、ちょっと素人質問のところがあるかと思いますけれども、大きな心で受け止めていただけたらというふうに思っております。
それでは、早速質問移らせていただきたいんですが、まずはちょっと私自身の個人的なこの見聞の中で感じているところから質問をちょっと始めさせていただきたいというふうに思っております。
実は、先週、院の御了解をいただいて、私も一週間ニューヨークに行かせていただいておりました。国連本部の方で核兵器禁止条約の締約国会議が行われるということで、吉良先生とも御一緒させていただきながら、一緒にいろいろ経験させていただいたんですが。ニューヨークにいる間に、かつて私もアメリカの銀行におりまして、その昔の同僚が今ニューヨークで暮らし、働き、そして子育てをしているということで、どうしても会いたいなと思って、ちょっと時間を見付けて会ってきたんですけど。何で会いたいかと思ったかというと、実は前回お会いしたのがもう七年ぐらい前なんです。そのときに、ニューヨークの暮らしを聞いたときに彼女が言っていたのは、物すごい子育てがしにくいという話を盛んにされていたんですね。その後どうなっているかなと思って、実はお伺いしたいなと思って行ってきました。
どの辺が子育てしにくいのかということについてなんですけど、当時、彼女、小さなお子さんを育てられていて、幼稚園、ニューヨークでどこに入れるかということが本当大きな問題だったと。もういろんなところを見て歩いたんだけど、もう、例えば、行ってみて、もう設備から学校の先生からクラスメートからもう子供たちから、ここ絶対入れたいなみたいなところもあれば、もう本当にここは何か地震とかあったらそれこそ崩れちゃうんじゃないかとか、あるいは、ちょっと表現が難しいんですけれども、お子さんの人種構成とか、やっているこの教育の感じとか含めて、ちょっとここは入れたくないなと正直思ってしまうようなところもたくさんあって、端的に言うと、もう本当に払う学費に応じてしか教育が受けられないという状況を幼稚園の段階で、就学前のこの教育の段階で見せ付けられてしまって、どうしたらいいんだという思いに駆られていると、こんな話をされていました。
ちょうど日本でいわゆる幼保無償化の議論をしていたときで、そんな話を、日本では今こういうことが議論になっているよということを言ったら、ちょうどニューヨークの市長選でも同じテーマで争われているんだと、だけど誰も関心を払っていませんと。要は、この公立の学校、これ幼稚園とかも含めて、公立の学校を幾ら無償化してもらっても入れようと思わないから、全くもってみんなの中で争点になっていない、こんなことを聞いていたわけであります。
改めて今回、もう一回行って、七年ぐらいたったので、実はお子さんがもう中学校に上がったということでした。早いなと思いながら、じゃ、小学校の間はどうでしたかということを聞きましたら、やっぱりもう大変だったと。要は、自分の住んでいる地域がそれほどいい地域ではないと、ちょっと謙遜を含めておっしゃっていましたけれども、そのことから、やっぱり公立はもうそもそも選択肢に入りませんでしたと。近所のコミュニティーの人とも、公立の小学校に入れるのはもう危ないよというふうに言われて、そもそも選択肢じゃなかった。じゃあということで、別にぴかぴかのところに入れたわけじゃないんだけれど、私立の小学校入れて、一年の学費が三万ドルだそうです。日本円で四百五十万円を超えちゃう。これ、もう別に、何というか、すごくリッチなとか物すごい稼ぎまくっているわけじゃないんだけれども、そもそもそれしか選択肢がないということをおっしゃっていて、改めて日本はいいなと言われたんです。
そこで、ちょっと是非、いわゆるこの教育の質ということとこの費用負担の在り方、この点について、あべ大臣、アメリカでも様々教育を受けてこられたという御経験もあるかと思いまして、こういう、この関係についてどのような御見解あるのか、まずお伺いしたいと思います。
106
あべ俊子(自民)文部科学大臣
委員にお答えさせていただきます。
誰一人取り残すことなく質の高い学校教育を全国どこでも受けられるようにすることは大変重要なことだというふうに思っております。
実は、私も先般ワシントンDCの方にお伺いしたときに、知り合いが子供を保育園入れていて、ちょっと公立が入れなかったので月額それこそ四十万のキンダーガーテンで、本当に日本って何かすごい、どこに行っても受けられるような国なんだなということを大変思いましたし、なかなか海外事情を聞いているといろいろ難しいことがあるんだなと思っておりますが。
また、このためにも、家庭や地域の状況にかかわらず、全ての子供た…
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107
平木大作(公明)
ありがとうございます。
改めて、その友人と話しながら思い出したエピソードがあって、当時私の勤めていた銀行で、会長が非常に辣腕の方でして、年俸が三億ドルを超えていた、要は三百億円超えていた人なんですね。自分のかわいい孫を名門のニューヨークの私立の幼稚園に入れるために銀行に数百万ドルの寄附をさせていたということが結構問題になって、結構現地の新聞とかでもいろいろたたかれていたことがあるんですけれど、改めて、もう何というか、アメリカというのはある意味、高等教育とかの分野で世界的な人材を輩出したりというところはあるんですけれど、ただ、事公教育という意味でいくと、…
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108望望月禎文部科学省初等中等教育局長
自民党、公明党、日本維新の会の三党間の合意におきまして、いわゆる高校無償化につきまして、平木委員御指摘の教育の質の確保の観点のみならず、義務教育との関係、多様な人材育成の実現、収入要件の撤廃を前提とした支援対象者の範囲の考え方、私立の加算金額の水準の考え方、支給方法の考え方、高校間での単位互換に関すること、国と地方の関係、公立と私立の関係、現場レベルの負担といった多角的な論点について十分な検討を行うとされてございます。
その制度設計をするに当たりましては、三党の検討状況を踏まえながらも、委員御指摘の公立高校関係者、これは私立関係者もだと思いますけれども…
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