2025年6月3日・第217回国会 参議院 農林水産委員会 第12号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 173 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 180 発言)

ありがとうございます。

秋田は、この春の天候不順で米の作付けが遅れたんですね。米が不足しているということなので、本来であれば皆さん急ぎたいんではないかというふうに思いますけれども、これはやはりお天気次第で、気温や苗の生育の具合もありますのでなかなか難しいということで、今まだ田植が行われております。

また、今月に収穫の最盛期が来るサクランボ農家も週末に訪ねましたけれども、今年の実の付きは例年の六割で、花の時期にやっぱり天候が悪かったことと、気温も低くて蜜蜂の活動量も違うんだそうで、人工授粉もするけれども、やっぱり自然の力には勝てないんだというふうにおっしゃっていました。当たり前のことですけれども、工業製品などとは違って天候に本当に大きく生産を左右されるのが農業であるということを改めて私自身も感じて帰ってまいりました。

そして、米が足りないから増産と言われても、畑にしたところにまた水を入れるのは水利の問題もあってもう本当に一筋縄ではいかないし、荒れ地どころか木が生えて林地になったところはもういきなり田んぼになんてやっぱり戻せないんだと、簡単に増産だというふうにはいかないんだよというふうにも言われました。今回、唯一自給できると言われている米ですらこんな具合なのに、本当に、この危機困難事態というものが本当に起こったときには、すぐ増産だとか芋だ何だ別の品目を作れというのは、本当に絵空事ではないのかなというふうに私もちょっと背筋が寒くなる思いをいたしました。

今回、この法律、法改正に当たりまして、様々生産者側の立場にも配慮をして協議を行うなどという規定も設けられておりますけれども、やはりこの生産者側の弱い立場、そしてお天気に左右されるような状況に配慮をして、農水省の皆さんには気を配っていただきたいなというふうに思います。

先ほど来、紙先生も、前回も質問をされておりましたけれども、やはり今回、私自身も、この費用に家族の労働費などがきちんと書き込まれなかったということは私自身も大きな問題意識を持っております。先ほども御答弁で、賃金については特に政府を挙げて着目しているしという、コスト割れを抑止するための法律なんだということでしたけれども、そうであるならばやはり書き込むべきだったのではないかということを思いますけれども、大臣、一言いかがでしょうか。

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