森重樹農林水産省輸出・国際局長

2025年5月13日・第217回国会 参議院 農林水産委員会 第8号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 72 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 164 発言)

お答え申し上げます。

農林水産物・食品のアメリカへの輸出額は、昨年で二千四百二十九億円でございまして、全体の一七%を占め、第一位の輸出先国となってございます。

この米国の関税措置によります輸出への影響を分析するために、省内に対策チームを立ち上げまして、本省、地方農政局を挙げて輸出に取り組んでいる産地、事業者からの聞き取りや、品目団体、また生産者団体からの調査などを行っているところでございます。

これまでのところの調査によりますと、例えば、牛肉で現地の顧客から一旦入荷を見合わせたいというような御連絡をいただいたケースとか、日本酒で日本出港直前に取引がキャンセルになったケースといったような声が上がってございます。また、アメリカの景気が悪化すればまた販売量への悪影響も生じるんじゃないかと、このような懸念の声も上がっているというふうに承知してございます。

この影響につきましては、品目やまた事業者ごとに様々事情が異なります。アメリカへの輸出依存度でございますとか品質面での他の国のものとの差別化の状況とか、また、米国産や他国産との価格面での競合、こういったような状況の差がありますので、影響の程度はそれぞれ異なりますけれども、委員御指摘のありました牛肉やブリ、ホタテガイ、お茶などは特定の産地や事業者からアメリカ向けの輸出に結構依存しているものが多いというところでございまして、こういったところもよく留意していく必要があると思っております。

米国や諸外国の対応状況も刻々と変化してございますので、引き続き、随時情報を収集、分析して対応してまいります。

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