渡邊昇治内閣府科学技術・イノベーション推進事務局統括官

2025年5月27日・第217回国会 参議院 内閣委員会 第17号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 116 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 226 発言)

お答え申し上げます。

リスクにつきましては、明確に規制の目標が描けて、かつそれをクリアするための技術がある程度めどが付いているということであれば、これはその規制を作ることによって技術開発を誘導するということは可能ではないかと思います。

ただ、AIにつきましては、まだその明確な目標というのが、まず作りにくいという問題もありますし、それを作ったとして、それをクリアする技術があるかどうかというところも難しい部分があろうかと思います。

ただ、だからといって何もしないというわけにもいきませんので、今回の法案のような、ある種のその指針、こういうものを作ってそれを、自主的な取組を尊重して対応していくということでございます。自主的取組ということの意味は、事業者が自発的に新しい技術をどんどんチャレンジできるということでもございますので、そういう形でございます。従来のちょっと規制とは違う形の考え方だということでございます。

これまで政府がどのようなそのリスク評価をしてきたかということでありますけれども、おととし、二〇二三年末から、内閣府の方では、主要な産業について、このAIの導入実態あるいはそのリスクに対しての調査研究を行いまして、昨年の夏からはAI戦略会議の下に制度研究会をつくって、そこで関係省庁の協力も得ながら、典型的な、典型的なリスクについてはテーブルにのせて議論をしてきたわけであります。

その結果として、典型的なものについては既存の法令で対処できるんではないかということではありますけれども、御指摘のとおり、本当に多様なリスクがありますので、これについては指針を作って、その中で事業者ごとにリスク評価をして、事業者ごとにもうリスクの内容違いますので、事業者ごとにリスクをして、事業者ごとにガバナンスポリシーを作って、それを開示して実践していくということが重要ではないかと思っていまして、そういったことを求めていきたいというふうに考えております。

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