市川類一橋大学イノベーション研究センター特任教授/東京科学大学データサイエンス・AI全学教育機構特任教授

2025年5月22日・第217回国会 参議院 内閣委員会 第16号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 103 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 116 発言)

御質問ありがとうございます。今までの参考人とほぼ同じ答えになるかと思いますが。

まず、国際協力において主導的なという意味でいうと、やはり日本の戦略は、アメリカのようにデファクト取れるわけでなく、EUみたいにEU・AI法でブリュッセル効果で世界を支配する、ルールを作るというのもできないので、積極的に国際協力を通じて標準化を進めようとしてきたというのが事実だと思います。その成果がOECDのAI原則であり、広島AIプロセス、これは非常に評価が高いですし、今、AISIの国際ネットワーク、村上さんが出ているやつも含めて、積極的に進めているという意味では非常に主導的な取組です。

ただ、その実態を言うと、もう先ほどから今までありますように、総務省でやっている方も、ほぼ一人の個人的な能力で、もう皆さん思い付く、顔が思い付く方のみがやっているわけでありまして、それがやはり政府としての体制になっていない。それから、民間企業あるいは学界からも行くわけですけど、大体同じ顔の人がもう疲れながらやっているという実態がありますので、ここはやはり政策的にもこういった対応をできる人材を広げていくというのが非常に重要な課題ではないかなと思っています。

後者の責務、及びのところですが、もちろんこういった法文というのは非常に重要なのかなというふうに思いつつも、ちょっと個人的に言うとどっちでもいいのかなとも思いつつ、ただ一方で、今までありましたように、AIというのは、よく言われるのは民主化が進んでいると。民主化が何かというと、もう個人が使えるようになっている。で、個人が使うときに、やはりさっきの話なんですけど、ディープフェイクも含めて、個人の権利侵害も含めて、悪いことするやつがいるというのもこれは確かで、これは、こういったところをなくしていこうということをしていかなきゃいけないのも事実だとは理解しております。

以上です。

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