私も、役人経験者として言うと、やはりこういった戦略本部においては、ちゃんとその専門的能力を持った、かつ、その役人としてやるべき業務のやり方を知っている人材が常時いるということが非常に重要かなというふうに思っております。
その際には、やはりまず、今、AI関係、ちょっとこういうことを言うとあれかもしれないですけど、政府全体でAI関係が分かる人材というのが、やはり総務省、経産省プラスアルファのちょっとの人材の中しかいないよなというふうなところをまずは抜本的に変えていく。今後、政府でAIを取り組むという話でいうと、全ての省庁がもう今後AIを使うわけですから、そこも含めて体制を見直すということと、やはり今でも例えばデジタル庁みたいなところはそれを進めておりますけれど、民間の知恵を含めて適切にちゃんと、利益相反とかが起こらない範囲内でちゃんとそこを取り組んで進めていくということが非常に重要かなと、こういうふうに思っております。
以上です。
65
柴田巧(維新)
ありがとうございました。
次に、大屋参考人にお聞きをします。
今日いただいた資料、というか前に、事前に事務局からもらった資料の中に、この法案は次世代を育てる視点がないと、達していないということをおっしゃっていまして、具体的にこの研究者、組織を国主導で支援しなければならないということを指摘をされていますが、ちょっと時間が余りないので大変申し訳ありませんが、特にこれをやるべきだと、足りないというところがあれば、教えていただきたいと思います。
この発言のページ
66大大屋雄裕慶應義塾大学法学部法律学科教授
ありがとうございます。
法案に書かなくてもいいといえばそのとおりなのですが、要するに、人工知能関連技術の開発あるいはその研究に積極的に予算を付けるであるとか、そのような教育部門の増設に対する支援を行うであるとか、あるいは、それこそ例えば永沼参考人もおっしゃいましたけれども、研究者の待遇には現状額面では少なくともアメリカと日本の間に大きな格差があるわけで、それを事業者の自助努力でカバーできるかと言われると、限界があると。そこを例えば国が支援するといったこともあり得べきスキームだとは思うところですね。そこには法案としては踏み込んでいない。もちろん、これらは…
この発言のページ
67
柴田巧(維新)
ありがとうございました。
最後に、市川参考人にお聞きをしたいと思います。
先ほど戦略本部のこと、村上参考人にもお聞きをしましたが、やはり今の、これまでどおりだったら目的は達せられないと思っていまして、このAIの戦略本部はどうあるべきか。併せて大事なのは、事務局体制が極めて、ここにも書かれていますが、極めて大事で、この事務局体制をどう充実させていくか、これが一つ肝になるのではないかと思いますが、先ほどお触れになった部分もありますが、教えていただければと思います。
この発言のページ
- (上の発言)
68市市川類一橋大学イノベーション研究センター特任教授/東京科学大学データサイエンス・AI全学教育機構特任教授
私も、役人経験者として言うと、やはりこういった戦略本部においては、ちゃんとその専門的能力を持った、かつ、その役人としてやるべき業務のやり方を知っている人材が常時いるということが非常に重要かなというふうに思っております。
その際には、やはりまず、今、AI関係、ちょっとこういうことを言うとあれかもしれないですけど、政府全体でAI関係が分かる人材というのが、やはり総務省、経産省プラスアルファのちょっとの人材の中しかいないよなというふうなところをまずは抜本的に変えていく。今後、政府でAIを取り組むという話でいうと、全ての省庁がもう今後AIを使うわけですから、そこも含めて体制を見直すということと、やはり今でも例えばデジタル庁みたいなところはそれを進めておりますけれど、民間の知恵を含めて適切にちゃんと、利益相反とかが起こらない範囲内でちゃんとそこを取り組んで進めていくということが非常に重要かなと、こういうふうに思っております。
以上です。
69
柴田巧(維新)
時間が来ましたので、終わります。
四人の参考人の皆さん、ありがとうございました。
この発言のページ
70
竹詰仁(国民)
国民民主党・新緑風会の竹詰仁と申します。
今日は、参考人の四人の皆様、ありがとうございます。
初めに、村上参考人と永沼参考人に同じ質問をさせていただきます。
事前にいただいた資料にもあって、今日の御発言にも、村上参考人の御発言にもあったんですけれども、今の一番のリスクは、様々なリスクを恐れる余りAIを使わないことだ、AIを使わないということがリスクであるという御発言の中で、今日、お二人は民間出身というか、今もお勤めの方なので、このAIを使う使わないでどれほど実際に差が、企業としてあるいは業界として差が生じているのか、あるいは生じるのかということで、…
この発言のページ
71村村上明子独立行政法人情報処理推進機構AIセーフティ・インスティテュート所長
ありがとうございます。
私の民間としての立場としてこちらお答えさせていただきたいと思います。
私は保険会社でAIの促進をしておりますけれども、AIに限らず、技術を使った効率化というものは本当に、一〇%、二〇%ではなくて、五〇%、八〇%といった大きな効率化につながることがございます。その一つのビジネスプロセスを何かAIに置き換えるのではなくて、もうAIの時代に合わせたビジネスプロセスにする。それで、これは私の会社の例ではございませんけれども、五〇%以上の、財務会計に資するような、そういう効果を出すということがその技術力によってできる時代になってきていま…
この発言のページ