村上明子独立行政法人情報処理推進機構AIセーフティ・インスティテュート所長

2025年5月22日・第217回国会 参議院 内閣委員会 第16号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 43 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 116 発言)

ありがとうございます。

御指摘いただいたまず前段のところで、自治体、国が活用していくというところは非常に私も期待しているところでございます。

〔委員長退席、理事磯崎仁彦君着席〕

私個人としては、東京都のAI戦略会議の方にも参画させていただいておりまして、東京のような大きい自治体は先んじてそういう安全性の担保なども含めてできることが多いと思うんですけれども、東京都に比べると、比較的小さい自治体というのは自分たちでそれを全部やり切るのは難しいと思っていますので、そういった大きい自治体が率いることでほかの自治体も追随できるようなことというのを政府も主導して進めていっていただくことを期待しております。

さて、御質問でございますけれども、御指摘のように、十六条に、AIの活用のところで、何か国民の不利益になるところに関しまして、きちんと分析をして対策を講ずるというところがございます。

現時点でのAISIは、調査研究はいたしますけれども、個別の事案に対しての調査をするという業務は担っておりません。今、全体的な傾向であるとか世界の動向というところを鑑みて、ガイドラインを出したり、あるいは、政府にこういうふうに、政府あるいは官庁の皆様にこういうふうにしたらいいという助言をお出しするという立場ではございますけれども、個別事案の調査分析というものは任務としては担っておりません。

ただ、私は、やはりそういった知識を持った人たちが分散していくというところは非効率であるというふうには考えておりまして、それの一つとして、関連の国研の皆様とのパートナーシップというものを結ばせていただいており、私どもが独自に研究あるいは調査をしなくても、国研の皆様のやっていらっしゃる研究というものをそのAISIの活動に役立てるということをしております。同じような形で、その知識を持った人たち、スキルを持った人たちが国の中で分散しないような形で今後は進めていくのが望ましいのではないかというふうに考えております。

以上でございます。

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