2025年3月25日・第217回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 128 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 135 発言)

NHKから国民を守る党、齊藤健一郎です。本日はよろしくお願いします。

まず初めに、先ほど十時四十三分、ニュージーランドの方で七・〇のちょっと地震があったということで、日本への津波の心配はないということなんですけれども、現地の被害状況はちょっと分かりかねます。大きな災害に至っていないことを心よりお祈りしたいなというふうに思っております。

また、東日本大震災の数日前、十七日前ですかね、にニュージーランドでもちょっと大きな地震があった後、東日本大震災になったということもあるので、そこの因果関係は分かりませんけれども、日本全国でやはり常に防災の意識を持っておくことは非常に重要なことではないかなというふうに先に申し述べておきます。

今日はF―REIについてやらせていただきます。

私は、ずっとF―REIについて否定的な立場でございます。七年間で一千億円もの予算を使ってこのF―REIをしていくわけなんですけれども、国会の質疑、どの党のを見ても、衆参で余り否定的な意見がないんですね。あくまでもその復興のためのF―REIである、それを契機に福島を復興させていくんだということで、そのコンセプトはいいと思うんですけれども、それに対して、やっぱり、こちら、この立法府の方、国会が厳しい目を向けておかないと、七年間で一千億円ものお金を使うにもかかわらず、どこかにだだ漏れしていくような状況になるんじゃないかなというようなことを危機を抱いております。

また、何度も復興庁の方とレクを繰り返しているんですけれども、はっきり言って、ここの一千億円も掛けてやるというような意思が何も感じられません。本当に危機感もなく、夢のために、福島の復興のためにやるんだと。元々これは岸田総理が満を持して全省庁またいでやるんだというようなことを号令を掛けたんですけれども、これ、皆さん、本当に考えてください。各党本気で考えてほしいんですけれども、一千億円もお金を掛けて、説明を受けることが、頑張ります、人を集めます、浪江町に人を集まって福島イノベーション・コースト構想を成功させるんだと。こんな夢物語ばっかりで、それで復興特別税、復興所得税を国民、全国民に課して、やるだけの事業の価値があるのかというのはもうかなり懐疑的です。

これは、能登の震災にも遭った方にもこの所得税は払っていただいている状況です。もちろん、北海道から沖縄まで日本国民全部がこの復興税の負担をしてこのF―REIが立ち上がっているんですけれども、もうそれにしては余りにも計画がずさん過ぎる。むしろ、計画がない状態です。このままでは責任者もはっきり言って分からない状態なんです。

もうすぐ、二〇二九年、復興庁の方も、二〇三二年、復興庁も終わるような予定になっています。今現在、このF―REIについてももう責任者も明確じゃないんですよ。じゃ、復興庁なくなった後、このF―REIどうなるんですかというふうなことを聞いたら、経産省がやるんじゃないですかねみたいなというような。じゃ、その後のランニングコストどう試算しているんですかというようなことを聞いても、これも今後頑張っていって研究の成果を出してというようなことばっかりでですね。

皆さんがもし本当に自分が投資家の立場であったり銀行の立場であったりしたときに、これに対してお金を本気で投資できるのか、お金を融資できるのかといったら、融資できるような素材が一切出てきません。その上、理事であるとか幹部だけは決まっていて、数千億円もの報酬を得て、何年か後にはおさらば、バイバイです。このようなこと国民が納得するのでしょうか。本当に民間とのずれが甚だしい。

この気持ちを持ってやる。じゃ、それだけの研究者を集めて本気でやるんだというような気概があるのであれば、それを説明しに来るような、F―REIからの説明も大してない。そのような状況で、本当にこの事業、皆さん、成功するんですか、各党の皆さん。本当にこれ各党で本気で必要だと思っているんですか。

浪江町ですよ。はっきり言って、かなり立地も厳しいです。もちろん構想はいいです、浪江町を復興さすために、そのためには何か箱物が必要だということも分かります。そこで建設業の方であったりインフラの方であったり、お金を流すこと、これも必要でしょう。でも、それは本当にこのF―REIで、研究所なんですかね。誰が求めているんですかね。

これ、復興庁とレクをしても何にも伝わってこないんです。その中で、本当にこの一千億円ものお金を掛けてやるということ、こんなの、石破総理が十万円の商品券配ったみたいな、そんなちっぽけな話じゃないんです。一千億円のお金を全国から集めてつくって、さらに復興庁なくなった後に、そこから幾らまた掛かるんですか。また毎年百億円の予算を経産省の予算から出すんですか。こんな状況で、何の計画もない状況で、もう本当にこれが、僕以外の声がほとんどないというのがもう本当に恐ろしい状態です。

これ、本当に皆さんが復興のためにというその気持ちは分かりますが、そのための準備が余りにまずずさんで、もう二年もたっているんですね。決算書の方も全部見ました。見ましたけれども、結局何か有意義なものに使われているかといったら、まだ見えてこないです。各研究所に流しているような研究をしてもらうということも分かります。それだったら、別に浪江町につくらなくてもいいんじゃないかなというふうに思います。

浪江町、かなり場所的には、正直立地きついと思います。確かに、あそこの場所にそのようなもので大成功を収めることができたら、それはいいでしょう。それは復興の兆しになるかもしれません。ただ、今の状態では、本当にその研究の成果が結果として出るかはかなり怪しいんじゃないでしょうか。

もちろん研究なので、お金を掛けたから研究の成果が出るというようなことは、それは一言では言えないと思います。もちろん、ただ単にお金を使ったから無駄で終わりましたというような状況では、研究である以上そうではないと思いますが、それにしても、もうこの二年間の間でも二百億円使ってきているんです。その使ってきているお金に関しても、もう全くもって有意義に使われているというところが実感が持てないですし、私がそう思わないということは、これ国民の方に説明もできない状態なんですね。

なので、本当に、復興庁そして各党の皆様、本当にこのF―REIに関して、ある意味、考え方によっては損切りも必要かもしれません。ここから、この一千億円で終わらないですからね、間違いなく。そのためには、その損切りということも考えていかなければならないですし、本当にやっていくのであれば、これは逆に、福島イノベーション・コースト構想を本気でやっていくのであれば、多分一千億じゃ足りないです。何千億、何兆というお金を逆に掛けていかないといけないのかもしれないです。そこの方向転換も今後考えていかなければならないのではないかなと、私自身は本当にこの危機感を持っております。

そこで、お尋ねします。大臣、この私の意見を述べた上で、そのF―REIの必要性というものを、官僚の答弁ではなく、お気持ちをお聞かせいただけたらなと思います。

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