寺岡光博財務省大臣官房総括審議官

2025年5月8日・第217回国会 参議院 財政金融委員会 第10号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 8 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 108 発言)

お答えを申し上げます。

我が国のリスクマネー市場の現状でございますが、プライベート・エクイティー・ファンドやベンチャーキャピタルファンドによる成長資金の供給など一部で大きな成長を見せており、また、特定投資業務は、これまで民業の補完及び奨励の役割を果たしながら、政策課題に即した形で確実に実績を積み上げてきてございます。

他方、そうした状況は諸外国と比較しますと依然として規模が小さく、また、担い手の制約、新たな投資分野への対応の必要性、地域活性化など数々な、様々な課題も指摘されてございます。特にGXやスタートアップ、イノベーションといった分野においては、事業の不確実性が高くリスク評価が難しい、投資回収に長期の時間を要するといった理由から、民間だけでは十分なリスクマネーを供給することが難しい状況にあると承知してございます。

こうした中、日本政策投資銀行は、先進的な金融手法も用いながら長年にわたり中長期の投融資業務を担ってきており、高度な金融ノウハウや各業界の調査研究を通じたナレッジ、長年築いてきた顧客基盤といった強みを有しており、引き続き金融機関としての目利き力も生かしながら特定投資業務を実施することで我が国の成長資金市場の拡大に貢献していただきたいと、このように考えてございます。

前後のやりとり

4の発言を見る

12の発言を見る