IDAについては、PDCAサイクルに基づき事前に定量的な目標を設定した上で、中間評価を通じて達成状況の検証を行い、その後のIDAの運用に活用するというメカニズムで対応しているものと考えております。
前回のIDA第二十次増資では、国際保健、債務、インフラを始めとする各分野について、具体的な取組や支援国数から成る四十一個の政策目標が設定されており、二〇二三年十二月に行われた中間評価では、このうち三十八の政策目標が順調に進んでいる、残る三個の政策目標が想定よりも遅れているものの進捗していると評価されております。
遅れているとされた難民及び受入れコミュニティーへの支援、危機への備えの強化といった政策目標については、その原因を分析するとともに、中間評価の際のドナー国からの要請も踏まえ、支援対象国との政策対話の強化、支援対象国に対する支援ツールの拡大強化等の形で進捗を促進される措置が講じられているものと承知をしております。
日本としてでもありますけれども、そうした施策、想定よりも進捗が遅れていると評価された施策については、次回増資における政策目標や重点分野への設定において見直しを求める、日本も理事を務める理事会を通じて進捗状況を把握して是正を求めるなど、IDAへの働きかけを行ってまいりました。
例えば、前回増資の中間評価で想定よりも進捗が遅れていると評価された危機への備えの強化については、日本を始めドナー国が働きかけた結果、今回の増資における政策目標において新たに策定した迅速な融資を可能とするための危機対応ツールキット、これは危機発生時にプロジェクトで未執行額についての最大一〇%、危機対応等に振り替えることができるという、こういった仕組みでありますけれども、こういったものを導入するなど、取り組むべき内容がより具体的に記載されることになりました。これによって具体の成果に向けた取組の加速が期待されているところであります。
今後とも、IDAが政策目標を達成して途上国に対して効果的な支援ができるよう、日本としてもIDAに対する働きかけを行っていきたいと考えております。
53
堂込麻紀子(国民)
ありがとうございます。
先ほど、IDAの貢献シェア度について触れておる部分もありますけれども、そのシェア、どのように決まるのかというところは先ほどお伺いできたところもありますので、それに併せて、今回の貢献シェア、IDAの貢献シェアに係る最近の推移とその背景について伺えればというふうに思いますけれども。
他の主要国の貢献シェア、この推移を見ると、IDA20においてこれまで貢献シェアでイギリスが順位を落とし、今回また、IDAの21においてはシェアをまた伸ばすといったようなことが見られています。
アメリカ、またイギリス、中国、こういったところの主要国に係…
この発言のページ
54土土谷晃浩財務省国際局長
お答え申し上げます。
主要国の貢献シェアの推移についてでございますが、米国につきましては、前回の一四・一%から今回一五・一%まで増加させるプレッジを行いましたが、先ほど申し上げたとおり、IDAを含む国際機関への拠出についてレビュー中と承知してございます。英国については前回の七・九%から今回九・五%に増加、中国は前回の五・三%から今回五・七%に増加となっております。これら、先ほど説明をいたしましたが、それぞれの国の判断で行っておるものでありますので、その増資の都度多少変動すると、そういう姿になっているところであります。
他国の貢献シェアの増減についての…
この発言のページ
55
堂込麻紀子(国民)
ありがとうございます。
コロナ禍もありましたので、そういった世界的な情勢が様々変化する中でありますけれども、日本として世界への貢献というところはすごく重要な位置付けでもあると思いますので、今後も注視させていただきたいというふうに思っています。
改めて、このIDA、このPDCAサイクルの状況を伺えればというふうに思います。いかに効果的に出資をして、それから効果検証されているかというところはすごく重要になってきますし、我々国民自身もそこに重点を置いて見ていきたいというふうに思っておりますが、十分な効果が得られている評価する施策、今までの施策と、評価が出て…
この発言のページ
- (上の発言)
56
加藤勝信(自民)財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)
IDAについては、PDCAサイクルに基づき事前に定量的な目標を設定した上で、中間評価を通じて達成状況の検証を行い、その後のIDAの運用に活用するというメカニズムで対応しているものと考えております。
前回のIDA第二十次増資では、国際保健、債務、インフラを始めとする各分野について、具体的な取組や支援国数から成る四十一個の政策目標が設定されており、二〇二三年十二月に行われた中間評価では、このうち三十八の政策目標が順調に進んでいる、残る三個の政策目標が想定よりも遅れているものの進捗していると評価されております。
遅れているとされた難民及び受入れコミュニティーへの支援、危機への備えの強化といった政策目標については、その原因を分析するとともに、中間評価の際のドナー国からの要請も踏まえ、支援対象国との政策対話の強化、支援対象国に対する支援ツールの拡大強化等の形で進捗を促進される措置が講じられているものと承知をしております。
日本としてでもありますけれども、そうした施策、想定よりも進捗が遅れていると評価された施策については、次回増資における政策目標や重点分野への設定において見直しを求める、日本も理事を務める理事会を通じて進捗状況を把握して是正を求めるなど、IDAへの働きかけを行ってまいりました。
例えば、前回増資の中間評価で想定よりも進捗が遅れていると評価された危機への備えの強化については、日本を始めドナー国が働きかけた結果、今回の増資における政策目標において新たに策定した迅速な融資を可能とするための危機対応ツールキット、これは危機発生時にプロジェクトで未執行額についての最大一〇%、危機対応等に振り替えることができるという、こういった仕組みでありますけれども、こういったものを導入するなど、取り組むべき内容がより具体的に記載されることになりました。これによって具体の成果に向けた取組の加速が期待されているところであります。
今後とも、IDAが政策目標を達成して途上国に対して効果的な支援ができるよう、日本としてもIDAに対する働きかけを行っていきたいと考えております。
57
堂込麻紀子(国民)
ありがとうございます。
私の質問の時間がもう来てしまいましたので、実は世界銀行で行っている東京防災ハブにおける質問を担当の方から御説明いただこうと思いますが、私、申し訳ありません、またの機会で是非お伺いできればと思いますけれども、済みません。ありがとうございます。
質問を終わりにします。ありがとうございました。
─────────────
この発言のページ
58
三宅伸吾(自民)
この際、委員の異動について御報告いたします。
本日、三原じゅん子君が委員を辞任され、その補欠として本田顕子君が選任されました。
─────────────
この発言のページ
59
小池晃(共産)
日本共産党の小池晃です。
IDA法案については、世界の貧困対策などに一定の役割を果たしていますので、賛成をいたします。
そこで、トランプ大統領が一方的な関税措置を突然九十日延期すると。まあそうはいっても、これは上乗せ分だけの話でもありますし、ところが、先ほど大臣は前向きに捉えているとおっしゃったんですね。そもそも、猫の目のようにころころ変わるこういうやり方、これをよしとしていいのか。やっぱりアメリカの評価はこれ地に落ちると思いますよ、こういうことをやっていればね。
多くの国が米国経済とのデカップリングということも進めていくかもしれない。一方において…
この発言のページ