加藤勝信 (自由民主党)財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)

2025年3月24日・第217回国会 参議院 財政金融委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 181 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 297 発言)

今お話がありました不動産価格、上昇傾向にあると。ある程度上がるということは経済やあるいは資産が増えるという意味において決して悪いことではないんだろうと思いますけれども、それぞれ皆さん方が、特に若い方々が住宅が買えなくなってしまうとか、こういったものは課題だというふうに考えております。

また、資産の格差については、内閣府の日本経済二〇二一―二〇二二において、金融資産残高上位一〇%の家計が保有する金融資産の全体に占める割合は小幅高まっており、その背景には株式等の有価証券の収益率が高水準にあることなどが指摘をされております。

また、所得格差、これはジニ係数で見る場合が多いわけでありますが、再配分前の所得格差については、高齢化の影響により中長期的に拡大する傾向にあると認識をしておりますが、一方で、税制や社会保障による再分配後の所得格差は、再分配前のものと比較して大きく抑制されており、近年を見れば一定の水準で推移しているものと承知をしております。

御指摘の格差の是正は重要な課題であります。持続的な賃上げに向けた最低賃金の引上げ、価格転嫁の後押し、また非正規雇用労働者の正社員転換や処遇改善の促進などに取り組むほか、税制や社会保障制度、双方を通じて適切な再配分がなされるよう取り組むことで格差の拡大、固定化を回避していくことが大事だと考えております。

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