現時点ではそのようであるということなんですが、これまでのお話を聞くと、やはり予算と移行債の関連であったり、マーケットの事情であったり、そして今入札が不調であるということで、本当にこの経済移行債大丈夫なのかなというところもあります。
私としては、このGX経済移行債は、AI、半導体のほかにも、CO2の排出量の少ない水素、アンモニアの発電であったり、水素還元製鉄の技術開発など、本当に今カーボンニュートラルに向けて取り組んでいる皆さん、事業者への支援に使われていると。そこを、移行債、トランジションという形で、まさに世界初で国を挙げてということで、私はこのコンセプトは評価をしております。
その一方で、なかなか今、入札の状況であったり、利回りに課題があるといったところが本当にどうしていくのか。GX移行債の償還は、これから法案が審議されるであろうカーボンプライシングであったり、化石燃料賦課金によって行われるということなんですが、この償還の額が大きくなれば事業者の負担が増えて、また事業者がそれを製品価格に上乗せするとなると国民の負担も増えていくということなので、そうした意味でもこのGX経済移行債の現状と今後どうなるか、これしっかり分析が必要だと思いますが、この点ちょっと、大臣、最後、いかがでしょうか。
152辻辻貴博財務省理財局次長
先ほど経産省さんの方からも御説明ございましたけれども、このトランジションボンドは発行開始からまだ日も浅く、新しいマーケットでございます。この新しいマーケットで十年間、官民合わせて百五十兆円のGX投資を実現していかないといけないということでございますので、マーケットの状況を勘案しながら、着実にその発行実績を重ねていってマーケットの育成を図っていくことが現段階では重要であるというふうに考えてございます。
それで、お尋ねのありました今年度のクライメートトランジション国債の発行額でございますが、これにつきましては、今申し上げたような状況も踏まえまして、令和六年…
この発言のページ
153
村田享子(立憲)
マーケットの状況であったり、投資家のニーズ、そしてGXの関連予算とリンクをしているのがGX経済移行債ということなんですが、十年間で二十兆円発行していく、このスケジュールというのは、今年、その前年度と比べて減額しているわけなんですが、このスケジュールというのはちゃんと守られるということでよろしいんですか。
この発言のページ
154田田尻貴裕経済産業省大臣官房審議官
現時点ではその予定でございます。
この発言のページ
- (上の発言)
155
村田享子(立憲)
現時点ではそのようであるということなんですが、これまでのお話を聞くと、やはり予算と移行債の関連であったり、マーケットの事情であったり、そして今入札が不調であるということで、本当にこの経済移行債大丈夫なのかなというところもあります。
私としては、このGX経済移行債は、AI、半導体のほかにも、CO2の排出量の少ない水素、アンモニアの発電であったり、水素還元製鉄の技術開発など、本当に今カーボンニュートラルに向けて取り組んでいる皆さん、事業者への支援に使われていると。そこを、移行債、トランジションという形で、まさに世界初で国を挙げてということで、私はこのコンセプトは評価をしております。
その一方で、なかなか今、入札の状況であったり、利回りに課題があるといったところが本当にどうしていくのか。GX移行債の償還は、これから法案が審議されるであろうカーボンプライシングであったり、化石燃料賦課金によって行われるということなんですが、この償還の額が大きくなれば事業者の負担が増えて、また事業者がそれを製品価格に上乗せするとなると国民の負担も増えていくということなので、そうした意味でもこのGX経済移行債の現状と今後どうなるか、これしっかり分析が必要だと思いますが、この点ちょっと、大臣、最後、いかがでしょうか。
156
武藤容治(自民)経済産業大臣・内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償・廃炉等支援機構)
またこれ法案審議がいろいろ来ますので、またそのときにいろんな御提案もいただきたいと思いますし、我々もしっかりそういう形の中で、経済はよく回らなきゃいけないので、そこを前提に、そして国民の生活を守る、そして将来を考えるという形で検討していきたいというふうに思います。
この発言のページ
157
村田享子(立憲)
AIも半導体もラピダスも、そしていろんなDX、GX、いろんな国内の事業者の皆さん頑張っている、そこは私も応援している立場なんですけれども、やっぱりその財源を国民の皆さんに負担していただくという意味では、その使い道、使い方、そういったところをしっかり示していかなければいけないということを申し上げて、質疑を終わります。
ありがとうございます。
〔理事古賀之士君退席、委員長着席〕
この発言のページ
158
石川博崇(公明)
公明党の石川博崇でございます。
先週に続きまして質問の機会をいただいて、大変にありがとうございます。
まず冒頭、私から大臣に、半導体分野における日米韓の連携について御所見をお伺いをしたいというふうに思います。
日米韓、それぞれこの半導体分野で特徴がございます。アメリカは当然、GAFAMという強力な需要を持っているということに加えて、ファブレス、つまり半導体の設計に強い。また、韓国はサムソンなど半導体の製造に強みを有しております。さらに、我が国は、この法案、まさにラピダス等、製造にも力入れていこうということで、かつてのまさに半導体の製造に強かった時代…
この発言のページ