野原諭経済産業省商務情報政策局長

2025年4月22日・第217回国会 参議院 経済産業委員会 第5号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 10 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 72 発言)

最先端半導体は、DX、GXなど産業構造が大きくパラダイムシフトを迎える中、生成AI、自動運転等に不可欠なものでございます。経済安全保障上も重要であり、グローバル需要も特に増大するというふうに見込まれております。

現時点で三ナノまでの実用化は進んでおりますけれども、半導体の微細化は計算の性能の向上と消費電力の削減を同時に実現するものでございまして、AIの需要に伴って増加する情報処理の消費電力を抑制するためには二ナノ世代の半導体の量産、実装が必要になってまいります。加えて、今後市場が拡大すると見られている自動運転、AIロボティクスなどエッジ向けの用途ではデータセンターよりもより省エネ性能が優れた半導体が必要となることから、二ナノ世代の半導体が必要だという面もございます。

二ナノ世代で用いられる技術は、三ナノよりも古い世代の技術とは半導体の基本的な構造に大きな違いが存在しております。製造技術も大きく変わるため、競合他社の先行優位が小さく、新規参入者にとってみると大きなチャンスがあると、そのように考えております。こうした観点から、経済産業省では、二ナノ世代の次世代半導体の製造基盤構築に向けてラピダスプロジェクトを支援しているということでございます。

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