奥家敏和経済産業省大臣官房審議官

2025年4月17日・第217回国会 参議院 経済産業委員会 第4号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 111 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 221 発言)

お答え申し上げます。

近年、最先端半導体の製造に要する期間が長期化しています。半導体設計企業などの顧客側においては、短納期製造を求めるニーズが高まっていると認識しています。ラピダスはその製造方法につきまして、複数のウエハーをまとめて処理する従来のバッチ方式ではなく、ウエハーを一枚ずつ処理する枚葉式を採用することなどを通じまして、受注から納入までの期間を短納期化することを目指しています。これによりまして、TSMCやサムスンなど既存の企業とは異なる競争軸で新たな顧客価値を提供する方針です。

こうしたラピダス独自の事業戦略に新たな価値が見出された結果だと考えておりますけれども、IBMがAI半導体の製造委託先にラピダスを活用すると公表し、ほかの北米の新興企業との連携も進んでおります。国内でも、ラピダス、プリファードネットワークス、さくらインターネットとの間でAI計算基盤の構築に向けた提携が発表されるなど、着実に進展が見られています。

今月から千歳パイロットラインの立ち上げが開始される中で、今後の試作結果を踏まえて顧客獲得が加速していくということを期待しております。

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