お答え申し上げます。
御指摘のとおり、人材確保は厳しい状況であり、申込者が、教養区分では増加していますけれども、総合職全体では、増加に転じた年もありますが、減少傾向にあるという状況です。
公務の人材確保は最重要課題であり、諸施策を推進してまいりましたが、更に進める必要があると思います。
まず、これまでやりましたことですけれども、採用試験の改善については、受験しやすい環境整備と受験者の裾野拡大に取り組んできました。具体的には、総合職試験教養区分の受験年齢の引下げ、試験実施時期の前倒し、試験地の拡大、人文系区分の創設、各種試験における試験科目の見直し、合格有効期間の延長などの見直しを実施してきました。これらの中には、効果が出るまでに少し時間の掛かるものもあるように思います。
また、一度国家公務員を離職した方を含め、民間企業などにおける多様な経験や専門性を有する人材をより一層公務に誘致する観点から、公務か民間企業等にかかわらず、採用後の職務にその経験が直接役立つと認められる職務に従事した期間は百分の百で換算して初任給に反映する見直しも実施いたしました。以前は百分の八十が割と慣用的に使われていたと承知しています。
経験者採用試験の実施を拡大してきたほか、各府省限りで採用が可能となる任期付職員の範囲も拡大し、さらに、官民人事交流についても、交流基準の見直しと審査事務の合理化も進めました。
このように、考えられるいろいろなチャネルを通じた人材の確保に向けて取組を推進してまいりましたが、今後は、これらの取組を一層深化させる段階にあると考えています。採用手法の更なる見直しに加え、給与、処遇の改善、長時間労働の是正、柔軟な働き方の推進などを重層的に進める必要があると認識しております。
47
岩渕友(共産)
目標も引き上げていく必要があるというふうに思うんですけれども、その点についてはどんなふうにお考えですか。
この発言のページ
48川川本裕子人事官候補者/人事院総裁
お答え申し上げます。
目標値については、男女共同参画会議における議論を経て閣議決定されるものと承知しておりますので、今の立場から見解を述べることは差し控えさせていただきますが、引き続き女性の登用に向けて取組を進める必要があると考えます。
この発言のページ
49
岩渕友(共産)
目標も実態も是非引き上げていただきたいというふうに思っています。
それで、先ほどの所信の中で、人材確保、これに取り組むことが大事な課題だということ述べておられました。この人員の確保のための様々な対策取られているということなんですけれども、実態を見るとなかなか厳しいものがあると。ということから考えて、この更に踏み込んだ抜本的な対策必要だと思うんですけれども、どのようにお考えですか。
この発言のページ
- (上の発言)
50川川本裕子人事官候補者/人事院総裁
お答え申し上げます。
御指摘のとおり、人材確保は厳しい状況であり、申込者が、教養区分では増加していますけれども、総合職全体では、増加に転じた年もありますが、減少傾向にあるという状況です。
公務の人材確保は最重要課題であり、諸施策を推進してまいりましたが、更に進める必要があると思います。
まず、これまでやりましたことですけれども、採用試験の改善については、受験しやすい環境整備と受験者の裾野拡大に取り組んできました。具体的には、総合職試験教養区分の受験年齢の引下げ、試験実施時期の前倒し、試験地の拡大、人文系区分の創設、各種試験における試験科目の見直し、合格有効期間の延長などの見直しを実施してきました。これらの中には、効果が出るまでに少し時間の掛かるものもあるように思います。
また、一度国家公務員を離職した方を含め、民間企業などにおける多様な経験や専門性を有する人材をより一層公務に誘致する観点から、公務か民間企業等にかかわらず、採用後の職務にその経験が直接役立つと認められる職務に従事した期間は百分の百で換算して初任給に反映する見直しも実施いたしました。以前は百分の八十が割と慣用的に使われていたと承知しています。
経験者採用試験の実施を拡大してきたほか、各府省限りで採用が可能となる任期付職員の範囲も拡大し、さらに、官民人事交流についても、交流基準の見直しと審査事務の合理化も進めました。
このように、考えられるいろいろなチャネルを通じた人材の確保に向けて取組を推進してまいりましたが、今後は、これらの取組を一層深化させる段階にあると考えています。採用手法の更なる見直しに加え、給与、処遇の改善、長時間労働の是正、柔軟な働き方の推進などを重層的に進める必要があると認識しております。
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岩渕友(共産)
抜本的な対策、必要だと思うんですね。とりわけ、私は定員を増やすべきだというふうに思っているんですけれども。
それで、昨年六月に人事院は、国の非常勤職員のうち期間業務職員の採用について、三年公募要件を廃止しました。これは私たちも求めていたことなのでよかったというふうに思っているんですけど、一方で、期間業務職員の採用等に関するQアンドAを見てみると、公募によらない再採用の上限回数などの目安を独自に設けることも否定されるものではないというふうにあるんですね。
この期間業務職員の皆さんは、期間業務、これ正してほしいというふうに声を上げていらっしゃいます。期間…
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52川川本裕子人事官候補者/人事院総裁
お答え申し上げます。
非常勤職員のうち期間業務職員について、人材確保が厳しさを増す中、いわゆる公募三年要件の三年があたかも任期のように扱われ、期間業務職員としての高い適性を有する人材が三年を区切りに公務外に流出するなどの弊害が生じていました。そのような状況を踏まえ、人事院は令和六年六月に、御指摘のように、公募によらない再度の採用の上限回数を連続二回までとする記載を削除いたしました。
各府省が直面している現場の実情は様々であると考えます。今般の上限回数の見直しに当たって、人事院としては、画一的な基準を設けるよりも、各府省がそれぞれの現場の実情を踏まえな…
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岩渕友(共産)
それぞれの現場の裁量ということだったんですけれども、期間業務職員の皆さん、この今の状態正してほしいということなので、裁量ということではないのかなというふうに思うことと、やっぱり定員そのものを、先ほど来議論ありますけれども、抜本的に増やすことが必要だということを求めて、終わりたいと思います。
ありがとうございました。
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