茶谷栄治公正取引委員会委員長候補者/みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社理事長

2025年3月12日・第217回国会 参議院 議院運営委員会 第7号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 65 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 72 発言)

先生おっしゃるとおり、その効率性を追求する世界と公正というのがあったら、日本経済、今、先ほどもお話ございましたように、ずっと正直、低迷していると。

これは、一つには、新しいイノベーションもなかなか生まれてこない、新しい付加価値が、高い付加価値を生み出す産業がないと。これは、やっぱり一種きちっとした競争が行われなかったからイノベーションが生まれなかったという側面もございますので、そういう効率性の追求というのは一つは非常に重要ですが、さりとて、この分配というもの、今この世界中でも例えば分断ということが言われたりしますが、そういう経済の中で分断が生まれないように、公正な競争、公正にこの付加価値が分配されると、そういう社会をつくっていくこと、これはまた非常に重要な課題ですし、公正取引委員会、特に今問題になっている下請法の世界とか、優越的地位の濫用、これというのは、競争というよりも、まさに公正をどう確保するかと。公正な競争によって担保された市場が適切に分配を行えるんで、そこの、最初の公正でない、公正な競争というのが行われなかったら、市場のこの分配も多分不公正になってくると思いますので。

他方、ただ、効率性の追求というのを、これはやっぱり世界に伍して戦っていく企業というのも当然あるわけですから、そこは追求した上で、他方、分配においては、そういう、一将功成りて万骨枯るような、ほかの人に全部しわ寄せというのでは社会は成り立っていかないわけですから、効率性を追求するとともに、公正もきちっと、そこは社会の一番基礎の力をつくるという意味では公正というのは恐らく物すごい大事なことだと思いますので、そこは力を入れてやっていく必要があろうかと思っております。

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