御質問ありがとうございます。
御指摘のとおり、メディア出身としては初めての検査官候補ということで、大変重責というふうに感じております。
私は、これまで報道の現場で内外の政府それから企業の関係者を取材しまして、行財政また産業界などについて理解を深めるとともに、得られた情報を適切に分析し、分かりやすく報告するという訓練を積んでまいりました。こうした経験は、会計検査院におきまして、検査を担う、実務を担う、事務総局が実務を担って、それを指揮監督するというのが検査官の立場、役割であるというふうに理解しております。
ですので、その際、もう本当に多岐にわたる多様な検査報告が上がってきますので、それを引いた目で見て俯瞰して、適切に理解し、そして分析し、さらに、どういうふうにそれを御報告、国会に御報告するか、国民にお伝えしていくかということの意思決定を行うのが検査官会議、検査官の役割であるというふうに認識しております。
ですので、取材者としての経験もさることながら、例えばニュースデスクですとか支局長ですとか、監修者の立場で、日々様々な、本当、毎日何が起きるか分かりませんので、入ってくる取材情報を的確に確認、まずは正確性の確認ですね、確認し、評価し、そして、その中でそれをどういうふうに放送という成果物として出していくかまでの一連のプロセスを責任を持つという訓練を受けてまいりましたので、そうした経験がその検査官会議における判断、公正な判断、公平かつバランスの取れた判断というのに役立てればいいなというふうに感じております。
もう一つ御質問いただきました関心のあるテーマということですけれども、先ほども少し触れさせていただきましたが、やはり公共放送でいつも意識しておりました国民の安心、安全に係る、直結する分野というのがまず第一にあり、それから、次世代に持続可能な社会を残していくために、例えば地域との格差の問題であったり、様々なその持続可能性に係る施策というところに関心を持っております。
検査でいいますと、もう一つ、その個別の検査も非常に多岐にわたっていて興味深いんですけれども、もう一つ、より大きな構造的な課題を明るみにする検査というのも行われております。例えば、その直近の令和五年度の決算検査報告の中では、予備費の使用であったり、補正予算の使途についての報告がございました。そういうところで、これまで国民から見てなかなか見えづらかった使われ方、繰越金が多額に上ったといった構造的な課題ですね、そうしたものを明らかにするというのも大変会計検査院の重要な使命、役割であるというふうに考えております。
ですので、様々なテーマに関心があるんですけれども、そうした大きな構造的なところに光を当てていくということも検査官に任ぜられた場合は取り組んでいきたいなというふうに感じております。
29田田中淳子検査官候補者/上智大学非常勤講師
民間からの登用も含めて、時代のニーズに合った多様な人材を戦略的に確保、育成していくことは私も大変重要であるというふうに考えております。
私は、これまで取材者として活動してきましたが、DXやAIなど、社会の多様化や技術の進歩のスピードはますます加速していると感じております。そのような社会情勢の中で、非常に広範な国の行財政を検査対象とする会計検査院の仕事においては、職員それぞれの専門性を高めていくということが求められ、また外部から様々な有識者の知見を得ることが必要ではないかと推察しております。
組織マネジメントの点で申し上げますと、特定の人材に偏ることな…
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浜野喜史(国民)
終わります。
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岩渕友(共産)
日本共産党の岩渕友です。田中参考人、今日はよろしくお願いいたします。
先ほど来出ているんですけれども、田中参考人はこれまで長年にわたってジャーナリストとして活動をしてこられたということです。検査官候補でジャーナリスト経験のある方はこれまではいなかったと、田中参考人が初めてだというふうに伺いました。また、情報分析であるとか組織マネジメントに見識をお持ちであると、広報活動にも精通をされているということです。
その上で、初めに二点お伺いをしたいんですけれども、これまでの質問とも重なるところもあるんですけれども、まず、御自身のこれまでの経験ですよね、それを検…
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- (上の発言)
32田田中淳子検査官候補者/上智大学非常勤講師
御質問ありがとうございます。
御指摘のとおり、メディア出身としては初めての検査官候補ということで、大変重責というふうに感じております。
私は、これまで報道の現場で内外の政府それから企業の関係者を取材しまして、行財政また産業界などについて理解を深めるとともに、得られた情報を適切に分析し、分かりやすく報告するという訓練を積んでまいりました。こうした経験は、会計検査院におきまして、検査を担う、実務を担う、事務総局が実務を担って、それを指揮監督するというのが検査官の立場、役割であるというふうに理解しております。
ですので、その際、もう本当に多岐にわたる多様な検査報告が上がってきますので、それを引いた目で見て俯瞰して、適切に理解し、そして分析し、さらに、どういうふうにそれを御報告、国会に御報告するか、国民にお伝えしていくかということの意思決定を行うのが検査官会議、検査官の役割であるというふうに認識しております。
ですので、取材者としての経験もさることながら、例えばニュースデスクですとか支局長ですとか、監修者の立場で、日々様々な、本当、毎日何が起きるか分かりませんので、入ってくる取材情報を的確に確認、まずは正確性の確認ですね、確認し、評価し、そして、その中でそれをどういうふうに放送という成果物として出していくかまでの一連のプロセスを責任を持つという訓練を受けてまいりましたので、そうした経験がその検査官会議における判断、公正な判断、公平かつバランスの取れた判断というのに役立てればいいなというふうに感じております。
もう一つ御質問いただきました関心のあるテーマということですけれども、先ほども少し触れさせていただきましたが、やはり公共放送でいつも意識しておりました国民の安心、安全に係る、直結する分野というのがまず第一にあり、それから、次世代に持続可能な社会を残していくために、例えば地域との格差の問題であったり、様々なその持続可能性に係る施策というところに関心を持っております。
検査でいいますと、もう一つ、その個別の検査も非常に多岐にわたっていて興味深いんですけれども、もう一つ、より大きな構造的な課題を明るみにする検査というのも行われております。例えば、その直近の令和五年度の決算検査報告の中では、予備費の使用であったり、補正予算の使途についての報告がございました。そういうところで、これまで国民から見てなかなか見えづらかった使われ方、繰越金が多額に上ったといった構造的な課題ですね、そうしたものを明らかにするというのも大変会計検査院の重要な使命、役割であるというふうに考えております。
ですので、様々なテーマに関心があるんですけれども、そうした大きな構造的なところに光を当てていくということも検査官に任ぜられた場合は取り組んでいきたいなというふうに感じております。
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岩渕友(共産)
ありがとうございます。
次に、今軍事費や防衛費が非常に膨らんでいるということに関わって伺いたいと思うんですけど、田中参考人が日本放送協会のワシントン支局長を務めた経験をお持ちだと。そのアメリカ政府から防衛省が防衛装備品を購入する有償軍事援助、FMSですよね、について昨年度の支出を会計検査院が調べたところ、為替レートの変動で当初の想定よりも一千二百三十九億円負担が増えたと、七千九百二十八億円だったということが分かったということなんですね。FMSは、安保三文書に基づいて軍拡が進められているこの三年間で見ると、一兆円前後で高止まりをしている状況になっています…
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34田田中淳子検査官候補者/上智大学非常勤講師
防衛予算に関しての御質問と受け止めました。
政府は、防衛力を強化するため、防衛力整備計画において、令和五年度から九年度までの五年間で必要な防衛力整備の水準に係る金額を四十三兆円とするなどしていることを承知しております。
そして、その防衛力をどのように整備していくのかという点について、それはまさに政府で検討されるものであり、その裏付けとなる防衛予算の財源につきましては、政府で検討して国会で御議論するものであるというふうに理解しております。
会計検査院の役割としましては、まさにその議論に資する情報を提供していく、まあ予算の執行後の検証にはなりますけれど…
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岩渕友(共産)
以上で終わります。ありがとうございました。
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