塩村あやか (立憲民主党)

2025年5月8日・第217回国会 参議院 外交防衛委員会 第11号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 73 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 213 発言)

昨日までのレクだと、その辺り答えていただけなかったんですね。これ、空の覇権をやっぱり握ろうとしているというふうに思います、貨物の件でですね。しっかり対応することが必要なんじゃないかなというふうに思っています。

資料にあるとおり、中国は、既に湖北省にアジア初の貨物ハブ空港が存在して、貨物輸送の路線は、欧米、アフリカなど一帯一路参加国を含む二十八か国・地域に四十二路線あるとされているんですね。二〇五〇年には貨物の取扱量を九百万トン規模に拡大するという計画であり、実現すれば世界最大の貨物空港となっていくわけなんです。

やはり、こうしたことには注視をしていかなくてはいけないというふうに思います。貨物、航空貨物における覇権を握ろうとしているというふうに私は感じています。日本はこれに匹敵するような構想があるのかというところは疑問もありますし、成田の機能強化とか一生懸命頑張っていらっしゃるんだと思いますが、貨物の取扱状況や戦略はしっかりと立てていただきたいというふうに思います。

次なんですが、ルクセンブルクは、二〇一九年に一帯一路に参加をして、二〇二四年三月に一帯一路に関する了解覚書が自動更新されています。今後、中国の貨物輸送ハブ空港が更に発展をした場合、ルクセンブルクの貨物便が日本に立ち寄る必要性が薄れて、さっきも申し上げましたように、大きなハブを、国際的なハブを中国はつくろうとしているわけですから、ルクセンブルクが日本ではなくて中国を経由するとか目的地にするとか、日本路線から撤退をするという懸念はないのか、ルクセンブルクと今回航空協定を締結することによってこうした懸念が払拭されて定期航空路線の安定性確保に資することになるのか、政府内で議論されているのか、その辺り含めて御答弁いただきたいと思います。

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