沖縄の風の高良鉄美です。
ただいま議題となりました四条約に賛成ということを申し上げて、質問に入ります。
三月二十四日の本委員会で、ミュンヘン安全保障会議の調査で日本人の多極化に対する意識が世界の中で特異であるということを取り上げました。この情報源は、ジャーナリストの岩上安身さんのIWJ、インディペンデント・ウェブ・ジャーナルです。日本の新聞、テレビの情報は信用できないので、世界情勢を見るにはほかのソースを使う必要があると思っています。本日もIWJの記事から質問いたします。
お配りした資料は、コロンビア大学のジェフリー・サックス教授の平和の地政学の講演内容の抜粋です。サックス教授は、御成婚前にハーバード大学に留学していたときの雅子皇后の指導教官であり、世界屈指の経済学者として知られています。彼は、実際に世界各国の政治経済の政策決定にも関わってきました。ソ連解体前後の東欧、旧ソ連、ロシアで、各国の社会主義経済から民営化への移行の政府アドバイザーを務めてきたことはよく知られています。
サックス教授が二月に欧州議会で行った講演は、ウクライナ紛争を含む米国の外交政策を強く批判するとともに、一九八九年の冷戦の終えんから現在に至るまでの米国の単独覇権を求める歴史を広く、シンプルかつ明晰に語ったもので、世界的に評判になっています。
重要な指摘を読みます。二ページの中頃の資料です。
サックス教授の、私が言いたいのは、私の見解は二次的な情報によるものではないということです、私が、この期間に自分の目で見て、経験してきたことです、私の理解では、ヨーロッパで起こった出来事には多くの側面があります、ウクライナ危機だけでなく、セルビアの一九九九年コソボ紛争、イラク、シリアを含む中東での戦争、スーダン、ソマリア、リビアを含むアフリカでの戦争なども含まれます、これらは米国が主導し引き起こした戦争です、そしてこれは四十年以上も真実でしたとあります。
岩屋大臣、ヘンリー・キッシンジャーの、アメリカの敵になることは危険だが、アメリカの友人になることは致命的だという言葉を聞かれたことがあるでしょうか。
127
山添拓(共産)
いろんな調査や研究によりますと、資格を取得した後は日本語の先生がいなくなる、ケアプランの説明などは難しいといった声や、あるいは子供が小学生で日本語のサポートが必要、子供が保育園に入れず生活が困難、配偶者の仕事を見付けるのが難しく帰国せざるを得なかった、あるいは外国人が理由で賃貸アパートに入りにくいといった実態もあると言います。
最後に外務大臣に伺いたいんですが、受入れ機関任せとしてきた仕組みの下で、合格率が思わしくなく、また資格取得後のサービスも十分ではありません。必ずしも日本で勤務を継続できない現状があります。EPA候補者の制度、これは所期した目的を…
この発言のページ
128
岩屋毅(自民)外務大臣
日・インドネシア経済連携協定に基づいて、平成二十年、二〇〇八年の開始以降、これまでに合計で、看護師候補者七百六十八名、介護福祉士候補者三千四百九十一名を受け入れております。インドネシアからの候補者のうち、これまでに約千七百人が国家資格を取得しておりまして、両国間における経済連携の強化という協定の目的に沿った成果を上げているものと考えておりますが、委員の御指摘なども含めて、更にその実が上がってまいりますように努力をしてまいりたいと思います。
この発言のページ
129
山添拓(共産)
時間ですから終わりますけれども、私は、そもそも、ケア労働者が外国人であれ日本人であれ、その処遇が十分でないという問題が根底にはあると思います。この現状を打開しないままに、経済連携を建前に、本音は人手不足の解消のために受入れの規制緩和を進めることは、これは安価な労働力確保策と言わざるを得ない、この点を指摘して、質問といたします。
この発言のページ
- (上の発言)
130
高良鉄美政府参考人など
沖縄の風の高良鉄美です。
ただいま議題となりました四条約に賛成ということを申し上げて、質問に入ります。
三月二十四日の本委員会で、ミュンヘン安全保障会議の調査で日本人の多極化に対する意識が世界の中で特異であるということを取り上げました。この情報源は、ジャーナリストの岩上安身さんのIWJ、インディペンデント・ウェブ・ジャーナルです。日本の新聞、テレビの情報は信用できないので、世界情勢を見るにはほかのソースを使う必要があると思っています。本日もIWJの記事から質問いたします。
お配りした資料は、コロンビア大学のジェフリー・サックス教授の平和の地政学の講演内容の抜粋です。サックス教授は、御成婚前にハーバード大学に留学していたときの雅子皇后の指導教官であり、世界屈指の経済学者として知られています。彼は、実際に世界各国の政治経済の政策決定にも関わってきました。ソ連解体前後の東欧、旧ソ連、ロシアで、各国の社会主義経済から民営化への移行の政府アドバイザーを務めてきたことはよく知られています。
サックス教授が二月に欧州議会で行った講演は、ウクライナ紛争を含む米国の外交政策を強く批判するとともに、一九八九年の冷戦の終えんから現在に至るまでの米国の単独覇権を求める歴史を広く、シンプルかつ明晰に語ったもので、世界的に評判になっています。
重要な指摘を読みます。二ページの中頃の資料です。
サックス教授の、私が言いたいのは、私の見解は二次的な情報によるものではないということです、私が、この期間に自分の目で見て、経験してきたことです、私の理解では、ヨーロッパで起こった出来事には多くの側面があります、ウクライナ危機だけでなく、セルビアの一九九九年コソボ紛争、イラク、シリアを含む中東での戦争、スーダン、ソマリア、リビアを含むアフリカでの戦争なども含まれます、これらは米国が主導し引き起こした戦争です、そしてこれは四十年以上も真実でしたとあります。
岩屋大臣、ヘンリー・キッシンジャーの、アメリカの敵になることは危険だが、アメリカの友人になることは致命的だという言葉を聞かれたことがあるでしょうか。
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岩屋毅(自民)外務大臣
委員御指摘のヘンリー・キッシンジャー氏の発言とされる言葉については報道等を通じて承知しておりますけれども、他国要人によるものとされるその過去の発言の一々について、その当時の時代背景とか文脈から切り離して自分がこれを論評することはなかなか難しいなと思っているところでございます。
この発言のページ
132
高良鉄美政府参考人など
重要な御指摘も含まれていたと思います。これ、過去の歴史も見ないといけないと、時代背景を見るということですので、その資料の十二ページに飛んでしまいますが、二十一の、私は、ウクライナ人に、命を守り、主権を守り、領土を守り、中立を保ちなさい、アメリカ人の言うことを聞いてはならないと助言しました、私は彼らに、ヘンリー・キッシンジャーの有名な格言を繰り返し伝えました、アメリカ合衆国の敵になることは危険だが、米国の友人になることは致命的だと。
そして、九ページの十三に行きますけれども、ドンバス地方では、ウクライナによる砲撃で数千人の死者が出ました、そこに停戦合意で…
この発言のページ
133北北川克郎外務省欧州局長
お答え申し上げます。
三年前ですけれども、ロシアによるウクライナ侵略に至るまでの中で、どのような平和的解決に向けた各国の働きかけがあったかという御質問ですが、例えば、アメリカ、それからイタリア、イギリス、フランス、ドイツといった欧州諸国、さらにはトルコといった国々が平和的解決に向けて首脳レベルでのロシアへの働きかけを当時は行っておりました。そのように切れ目ない外交努力が行われておりました。
我が国につきましても、令和四年二月十七日に行われた日ロ首脳電話会談におきまして、当時の岸田総理からプーチン大統領に対し、力による一方的な現状変更ではなく、外交交渉…
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